【俺ん家くる？】コンビニの呪われし店員、ミン先輩【完】

第18話　悟りまであと一歩　YG ページ24

ユンギside







ネッコ「…………(じーっと見上げ)」




YG「…………(じーっと見下げ)」




ネッコ「…………(じーっと見上げ)」




YG「…………(じーっと見下げ)」




ネッコ「…………(じーっと見上げ)」




YG「…………(じーっと見下げ)」









ネッコ「……(ぷいっ)」
YG「……(ホッ…)」







俺にすり寄ってくるのは
どうやら人間の女の人だけらしい






とある夕方
3時にバイトを終えた俺はエリスさんの猫カフェに来た
ネコをめちゃくちゃに撫で倒して癒されたい

もう、すさんできているのが自分でもわかる



店内に入ってみると
なんとなく思った通りこじんまりとしたお店だった
数匹の猫がお店の奥とテーブル席の下を行ったり来たりしてる

でも彼女の姿がない



YG「おーい、ご主人を呼んできてくれよ(ノドこちょこちょ)」
ネッコ「〜〜〜♪(嬉しい)」
YG「違う違う違う。呼んで来てってば(頭ポンポン)」
ネッコ「………な〜〜〜〜…(お店の奥へ)」
YG「今『お〜〜〜〜い』って言ったよな…」



俺はエリスが来るまで棒立ちで店内を見渡す
いたって普通のメルヘンなカフェだ







…え？
大丈夫大丈夫安心してよ
襲わないからハハ






エリス「あら〜っ！ホントに来てくれたのね！」
YG「……(よっ。って手フリフリ)」





白いわさわさしたネコを抱いたエリスが駆け寄って来た
なんかもう妖精が花束抱えて走ってきたみたいだもうなんか泣けてくる…




エリス「カンさん！」
YG「『ミン』な。うちのコンビニ『カン』さんいないから」
エリス「そっかぁ〜♪(猫なでなで)」







なんかもう必死になって働いてる自分がばかばかしく思えてきた
この子はきっと、一生幸せのまんまだ







エリス「ミンさんは〜…きっとドクター○ッパーが好きね！！！」
YG「てっきりコーヒー派か紅茶派かでわけられると思ったんだけど」






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エリス「ゆっくりしていってくださいね！！」
YG「ありがとう」






本当にドクター○ッパー持って来てくれた
品揃えドン・キ○ーテ

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