第10話 あたし ページ23
マリアside
マリア「……ん〜…」
19時30分
玄関の前に立ってみた
合鍵を出して、手に持って眺める
窓から電気の光が漏れてきて、中にユンギがいることがわかる
だったら鍵はいらないか…
出した鍵をポケットにしまって、玄関のドアを見つめる
今日から同棲スタートだ
高校の時の同級生と、私はこれから同棲する
なんか…
変な感じだな…
どうしよう
あんまり彼の事を知りすぎちゃうと
彼の周りの女の人に嫉妬しすぎちゃう
ちょっと女の子と話してるのを見ただけで
ムカつくし、ふてくされるし
私以外の女の子と喋るなら
私いらなくない？とかいうヘリクツとか考えて
いじけちゃう
でもそんな『わがまま』な事、言えるわけもない
『女の子と喋らないで』
『今女子高生見てたでしょ』
『私とどこ行くにも一緒じゃなきゃイヤ』
『私が思ってる事見抜いてよ』
『私しか見ちゃダメ』
『付き合ったからには、全部私の物なんだから』
『わたしだけにやさしくして』
『でも、たまに叱ってもいいんだよ？』
『あんたになら「お前」って呼ばせてあげる』
『わたし嫌がるけど、ちゃんと抱きしめて』
『絶対にディ◯ニーでプロポーズとかやめて』
『でもちょっとだけサプライズして』
あ、あと
絶対恥ずかしがって言わない『愛してる』はしょうがないから…
あ、やっぱりだめ
『私が「愛してるって言って」っていったら恥ずかしそうに
『はいはい愛してますー』
って、そっぽ向きながら言うの』
でもまぁ…
全部言わないし、言えない
絶対あいつには泣き顔見せないし
泣き言だって言わない
私は強いんだ
でも、察して欲しい
一番私が嫌いなタイプの女だ笑
…言わなきゃ、わかんないのに
マリア「よっし、行きますよマリアさん」
別に、あんたが他の女のとこいったって
私は別に悲しくなんかない
だってユンギ、強いんだもん
私はヨワヨワ
だからちょっとぐらい
強がらせてよね
『ここで、キスして』
あの時…ユンギがキスしてくれたら
私は先輩となんか付き合わなかったのにな
ばーか
さて、同棲を始めよう
強がりなあたしを、許してね
マリア「ただいまー」
・
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唐辛子マン(プロフ) - よろづさん» もう完全にこたつの中で見るやつです (2021年2月13日 19時) (
レス) id: 150bdc3ae7 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - lianmalkovichiさん» ホソク結構辛辣なこと言うよねｗｗｗｗｗ (2021年2月13日 19時) (レス) id: 150bdc3ae7 (このIDを非表示/違反報告)
よろづ - これは楽な格好でねっころがって鼻ほじりながらキュンキュンする感じであってますよね? (2021年1月25日 23時) (レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
lianmalkovichi(プロフ) - ホソクのセリフが超ツボw (2021年1月14日 17時) (レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ああああああっ！！！！！！！！怒怒怒怒怒怒怒怒どうなってんねんほんまにわけわかれへんのう！！！！なんやねん！！！！なんやねん！！！！なんやね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん！！！！！！！！怒怒怒い (2021年1月14日 0時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2021年1月14日 0時
