あたしに、キスして。【YG】

・　YG ページ19

ユンギside






YG終わったら連絡しろよ?18;20

YGまじお前返信しないの高校の時からだよな

YG終わるの8時だったっけ







YG「はあ〜〜〜〜〜〜」






なんでこいつはこうもスマホを見ないんだ
休憩中ぐらいスマホ見るだろ


ほんとにかわってねーな
高校の時と一緒


メッセージ送っても既読がつかない
でも、次の日送って来たメッセージについて話してくる

通知のところに本文が出てくるから内容は多分見えてる
だからこいつは返事をしない







でも、もうあの時の俺たちの関係とは違う
俺達は付き合ってる

日中ずーっとスマホ見れないぐらいあの店が忙しいなんて思えない
別に、俺は束縛してるとかじゃないと思う

これは普通、だと思ってる






YG8時ぐらいに迎えにいくからな?どう? 18;25






YG「ふーっ…」





返事がない
全く落ち着かない

多分、これは新居だからだ
そうだそうだ




と、思いながらも
キッチンのカウンターに立ってもたれてスマホをいじっている俺

ソファーに座ってればいいものの…
なんか、胸がざわつく









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マリア「……あのさ

　もし私がユンギの告白断ってたら

　ユンギはどうしたの？」









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……頭から離れない


アイツは…




マリアはちゃんと帰ってくるのか





当り前だろ笑
引っ越したばっかなんだし

それに荷物だってもう持ってきちゃってるし…






何気なくチラッと、玄関を見る
玄関にあるのは、俺の靴、だけ









・









YG久しぶりすぎてあんまよく覚えてないけど








どうしよう








YG一応好きそうなご飯作るから








このままマリアが帰ってこなかったら









YGってかもういい









どうしよう









YG俺勝手に迎えにいくから待ってろ18;25









絶対に帰ってくるはずなのに








YGどうしても歩いて帰るってんなら









マリアのあの、一つの質問が








YGちゃんと帰って来てな18;30








不安で不安でしかたない

絶対に何か考えてることがある
俺はそれを知らなきゃならない




でも今日は新居のお祝いだ








俺達の靴が、二人分そろって



俺達の玄関に並ぶ


記念日









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