あたしに、キスして。【YG】

第8話　彼女です ページ17

マリアside






YG『はぁ！？なに？』


マリア「だから…

　ホントは今日から3日連休取ってたんだけど

　今日出勤のおばちゃんが夕方からしか来れなくなっちゃったから

　今日夜にそっちの新居に行きます…」


YG『…まじかよー』







いつもなら午前8時に出勤なんだけど
完全に休みの気分だったから
10時ぐらいまで寝まくってたら仕事場から電話が来てたたき起こされた

今猛烈に寝ぼけ眼で出勤準備中



新居に移るから思いっきり羽を伸ばしてやろうと思ったのに…







マリア「なに？もう新居いるの？」


YG『元の家引き払ったから

　引っ越し終わった日からホテルだったけど

　今日はもういる』


マリア「あーそうなんだ。いや、もうしわけない

　仕事終わったらすぐ帰るからさっ」


YG『迎えに行くけど』


マリア「いい。自分で帰る

　ってか車持ってるの？」


YG『ん。買った』

マリア「あら…。私の為に買ってくれたの？♡」

YG『あーもうなんでもいいからはよ帰ってこいや』









…切られたんですけど怒

ってか、あれ
ちがうな
勝手に切れた

なんかスマホがおかしいな…






マリア「あ、いらっしゃいませ〜」








そんなこんなで私は仕事をする








JK「ドア治ったんですね」

マリア「自力で直したの。すごくない？」

JK「大工さんになればいいのに」





絶対に年下であろうジョングク
私を見下ろして馬鹿にしたように笑っている






だがしかし

わたしはコイツに一泡吹かせてやろうとおもう






JK「ねぇマリアさんさ、ハンドクリームとかって使ってます？」

マリア「なんで？」

JK「やっぱり水仕事だと手がすごい荒れるんですよ〜」






そう言って私に見せてきた彼の手には
絆創膏がいくつも貼ってある






JK「とげが刺さったりするから痛くて…」

マリア「私じゃなくて彼女に聞いたら？」


JK「彼女にも聞いたけど知らないっていうから

　手が荒れやすそうな年上のマリアさんの方が

　知ってるかなって思って」


マリア「おばさんだって言いたいのか」

JK「そうとは言ってませんけど(笑)」

マリア「ムキーーーーーッ！！！！！！！！怒怒怒怒怒」








返り討ちにされた！！！！！！！！









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