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「だめ。受け取れないよ。私何にもしてないし」
JK「俺があげたいからあげるの。受け取ってくれるよね？」
ジョングクは前回同様自分で箱を開けて中身を見せてくる
今回はネックレスだ。しかも超絶有名なブランドの
「でも…これ高いし、もらえない」
ジョングクはベッドの横に立つ私を見上げて固まった
JK「…それって、もう俺の事いらないって、こと…？」
きゅるるん、泣きそうな顔
「そういう事じゃなくて」
JK「俺のほかにもプレゼントくれる人がいるの？
だからマリア、ブランド物の服とか鞄とかいっぱい持ってるの？」
「それは元夜のお店で働いてたからで…」
ジョングクが大きく開いてた瞼と口角を下ろした
そのせいで瞳に光がなくなる
唇をギリッと噛んで、私の手を掴んで引っ張ってきた
目の前に顔が来る
JK「…………そんなの俺、聞いてないけど。何それ」
「いや…別に言わなくてもいいかなって」
JK「もうしてないんだよね？」
「してない。って、もうやんないよ」
JK「…ねぇほんと…？もうしない…？」
ベッドに座ってる彼が私のお腹に抱き着いて見上げてくる
眉がハの字になって、目が潤み始めた
JK「ねぇもう絶対しない？っていうかなんで夜の仕事したの？
もうむり…なんでしたんだよぅ……」
「お金稼げるし…」
JK「ねぇもう絶対しないで？お金足りないなら俺があげるから
っていうかなんでだよ…なんでもっと早くマリアに出会わなかっただろ…
もう最悪、もう過去とか全部イヤだ。過去も全部俺にして？
俺だけじゃないと嫌だ…っ…なんで俺じゃないの？」
背中の服を掴む力がだんだん強くなる
それにともなって彼の目には涙が浮かんで、鼻がピンクになってくる
JK「もおおっ！過去とか消してよ！！！
んぅっ……やだ、消せないよっ…
やだ、やだやだやだ！！！！」
ジョングクがネックレスの箱も紙袋も全部ぶん投げて
私の肩を掴んで、床に押し付けた
彼の涙が、ぽたぽた垂れてきて私のほっぺを伝って落ちていく
JK「死ね…マリアにかかわった過去のヤツとか全員死ね！！！！
はぁダメだ、そんなこと言っちゃだめだ…バカ。俺
うぅ゛〜〜〜〜っ！！！！
俺こんなんじゃないのに！俺こんなんじゃなかったのに！！！
なんでこんなマリアに腹が立つんだよ！！！！
俺、ほんとに、腐っちゃった」
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いぶき(プロフ) - マジで面白すぎて最後まで読んでからコメントしようとしてたのに我慢できませんでした笑、本当に面白くて一人で笑ってますっ、このまま続きも読ませていただきます笑 (1月31日 5時) (
レス) @page9 id: d33577c241 (このIDを非表示/違反報告)
ylaWdBfZY5TlLo7(プロフ) - 承認頂いたので、Twitterから来ました〜。主人公ちゃんめっちゃウケます(笑)久しぶりに笑いました〜！なんだろ、面白くてどんどん読んじゃいますね！あと、こんなにフォントを駆使してお話書いてる方、占ツクで初めて見ました。最高です (2021年5月21日 13時) (レス) id: 560572b03b (このIDを非表示/違反報告)
Leil(プロフ) - お話はどんどん読んじゃって感情移入もしちゃうんだけど(めっちゃおもしろいんだけど)、主さんの全面戦争しましょうかかってこいやで思いっきり吹き出しましたwwww続きも読んできますww (2021年5月12日 8時) (レス) id: 3f57ec1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - わーすごいジョングク暴れてきてんなー笑と思った途端唐辛子さんの現状報告来てくそ爆笑しました (2021年5月4日 8時) (レス) id: 2422be56bc (このIDを非表示/違反報告)
りんご - �爛献腑鵐哀�さんの時代が来た�畍僂気鵑里�話が一番好きでしたが、これもヤバいですね。いつも面白い作品を読ませてくれてありがとう！ (2021年4月24日 22時) (レス) id: cbe170ee48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2021年4月18日 3時
