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「えっ…うそ…」
私は怖すぎて
なぜか缶ビールを持ったまま
なぜか立ち上がって
なぜか周りを見渡した
こうしてる間も隣の部屋から音は聞こえてこない
ただ寝ただけ？
でも、それにしてもあんなにガサゴソしてたのに急に静かになるなんて…
それにおっきい音がしたし…
「ちょっ…ちょっちょっ」
私はベランダへつながる窓を開けた
お隣さんとは仕切りも何もなくそのまま覗けちゃうような作りになってた
「すいませ〜ん…怪しいものではなくて…」
なんて言いながら、私は朝の7時に缶ビール片手に隣人のベランダを部屋着で歩いている
頼む
誰も私のことを見ないようにお願いいたします
そーっと隣人さんの窓に近づいて
カーテンの隙間から見える部屋の中を注意深く視線で探る
あれはテーブル…？
あれは…ベッドで……
「わっ…えっ！？わわわわ…」
床にうつぶせに倒れてる男が見えた
最初は動いてないかと思ったけど、もぞもぞくねくねしてる
床に散らばったゴミなのかいるものなのかわからないようなものが
彼の周りに散乱してる…
「大丈夫ですか！？ねぇ大丈夫！？」
男の手が少しだけ上に持ち上がったように見えた
返事をしてる…？
「…やばい」
彼の指先が私の方を向いた
これはやばい
とにかくヤバい！！
助けないと！！
私は部屋に戻ってテーブルの上に缶ビールを置いて
「待て………。動くなよ(両手で缶ビールに待て)」
上着を着て部屋を飛び出した
隣の部屋のドアノブをひねると鍵がかかってなくて
そのまま中に入ることに成功した
「お、おじゃまします！」
玄関からまっすぐに伸びる廊下の先に
さっき私が見てた部屋があって、あの青い髪の毛が見えた
床に指先をトントン、って当ててる
「大丈夫ですか！？えっ、どうして…」
駆け寄ると、彼の周りには
きっとベッドわきのテーブルに置いてあったのだろうモノが散らばってた
アイコスの吸い殻や、リモコン、指輪…
「何かあったんですか？病気ですか？」
うつぶせになってる彼の肩を掴んで仰向けにし
「ヴッ…ぐっ……あかん重い…重すぎるぅっ！！怒怒怒」
バカみてぇに重ぇッ！！
…えっもしかして彼は床なの？
一体化してるの？
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いぶき(プロフ) - マジで面白すぎて最後まで読んでからコメントしようとしてたのに我慢できませんでした笑、本当に面白くて一人で笑ってますっ、このまま続きも読ませていただきます笑 (1月31日 5時) (
レス) @page9 id: d33577c241 (このIDを非表示/違反報告)
ylaWdBfZY5TlLo7(プロフ) - 承認頂いたので、Twitterから来ました〜。主人公ちゃんめっちゃウケます(笑)久しぶりに笑いました〜！なんだろ、面白くてどんどん読んじゃいますね！あと、こんなにフォントを駆使してお話書いてる方、占ツクで初めて見ました。最高です (2021年5月21日 13時) (レス) id: 560572b03b (このIDを非表示/違反報告)
Leil(プロフ) - お話はどんどん読んじゃって感情移入もしちゃうんだけど(めっちゃおもしろいんだけど)、主さんの全面戦争しましょうかかってこいやで思いっきり吹き出しましたwwww続きも読んできますww (2021年5月12日 8時) (レス) id: 3f57ec1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - わーすごいジョングク暴れてきてんなー笑と思った途端唐辛子さんの現状報告来てくそ爆笑しました (2021年5月4日 8時) (レス) id: 2422be56bc (このIDを非表示/違反報告)
りんご - �爛献腑鵐哀�さんの時代が来た�畍僂気鵑里�話が一番好きでしたが、これもヤバいですね。いつも面白い作品を読ませてくれてありがとう！ (2021年4月24日 22時) (レス) id: cbe170ee48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2021年4月18日 3時
