第21話 OUT JIN ページ45
ソクジンside
マリア「知りませんよ？
私と二人でいる様子が奥さんに伝わっても」
JIN「あー。そうだなぁ…」
マリア「もっと奥さん大事にしてあげないと」
テラスでボケーっと夜景を見てる俺達
好きで結婚したんじゃないんだから
別に良い
いつからこんな金だけのために働くようになってしまったのか
俺の目標は『薬が手に入らない人をゼロにする』だったのに…
社員が多くなってきて
重圧に負けそうになって…
結局金のために動かなければならなくなってしまった
社長には全社員の人生がかかってる
…でもそれじゃあ、俺の人生はどうなる
こんな人生になるはずじゃなかったんだけどな〜…
JIN「大事にしてくれるんなら、大事にするんだけどな」
マリア「奥さん恐いんですか？」
JIN「いや。…よくわからない」
彼女が俺の方を見てきた
マリア「なに、もう別れたいんですか？」
JIN「一人の時の方がマシだったよ…」
マリア「わおっ！…それって本気？
私がそれ言いふらしたらどうするんです？」
JIN「君に責任を取ってもらう」
マリア「その頃には私はもうどこにもいなかも♡(ウインク)」
JIN「…どういうことだ？」
さらっと髪の毛をかきあげた彼女は
テラスの手すりから離れた
彼女の方から甘いにおいがする
…ジャケットに香水、か……
これじゃあ俺は典型的な浮気男じゃないか笑
JIN「……もう社長のところに戻るのか？」
マリア「はい。そろそろ戻らないと社長が嫉妬するから笑」
彼女はジャケットを肩からとって
俺に差し出してきた
JIN「…なるほどね。そういうこと」
マリア「何を考えてるのかわからないけど
私、誰のものでもないから
それじゃあ…」
とは、させないのが俺キムソクジン
JIN「待って」
彼女の細い腕を引いて、強く引き戻す
ふらついた彼女のヒールが鳴る
人目につかないテラスの端に引きずり込んで
腰に手をまわしてぐっと引き上げる
彼女の腰がそって、体が密着
見上げてくる赤いグロスを
俺は、食べた
マリア「ん、ふっ……」
誰のものでもないならいいだろ
マリア「……完全にOUT」
JIN「……誰か見てたらね」
唇にくっついてきたグロスを舌で舐める
思いっきり化粧品の味がした
JIN「不倫しちゃおっかな。ね？
…どう笑」
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よろづ - 唐辛子ってBTS以外に何が好きだったっけ?ペンタゴンもだよね?よく出てくるしキノ (2020年11月17日 22時) (
レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
lianmalkovichi(プロフ) - セブチきた笑 (2020年11月17日 6時) (レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ゆーみさん» こんなドストレートに「だかれたいの」って…ダメですよね……わからんもうかっこよすぎてわからん！！！！！！！！！！！！ (2020年11月15日 20時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - うーわ！なんですかこれ？！もーけしからん！もっとやれ！ですよ！！(?)すきです (2020年11月15日 18時) (レス) id: 764e348d9e (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - lianmalkovichiさん» エロかっこいい…そしてエロいところ全部ユンギsideなの初めてだ… (2020年11月15日 16時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年11月13日 6時
