第14話 泣き出した女 YG※※※※※ ページ32
ユンギside
マリア「ねぇ見てよ」
部屋の灯りはテレビだけ
そんな薄暗い部屋の中
俺はベッドを背もたれにしてタバコを吸ってた
特に、何も考えてなかった
YG「んあ？」
顔をマリアの方に向けると
精一杯まくった腕を俺に見せてくる
白くてきれいな腕
それを馬鹿みたいにニヤニヤしながら見せつけてくる
YG「はっ…笑」
俺はマリアの顔を見て
安心なのか、ただ単にマリアの顔がおもしろかったのか…
何となくカラ笑いした
マリア「何で鼻で笑う？」
無視して煙草の灰を灰皿に落としてたら
ゴソゴソ動く気配がして背後のベッドが沈んだ
マリア「ん」
YG「なんだよ…」
後ろから、腕が伸びてきてまた見せつけられる
マリア「治った」
YG「あっそう」
マリア「こっちも」
YG「あー」
マリア「なんでそんな興味ない？」
YG「はぁ…」
マリア「……ありがとうね」
俺今頭撫でられてる
YG「触んな」
マリア「わかった」
YG「肩揉むな(怒)」
マリア「いいじゃん！さっきまでパソコンいじってたんだし♪」
YG「肩こってねぇよ」
マリア「じゃあなんかお礼させてよ」
YG「いらん」
マリアはため息をついてベッドから降りた
そのままどっかに歩いてく
…めんどくさいやつだな
マリアはビールを持って帰ってくると
俺の横に座ってきた
YG「なに」
マリア「飲む？」
YG「いやいらん」
マリア「ふーん」
ビールを二口ぐらい飲んで、ベッドの方に伸びをした
俺はタバコを灰皿に押し付けてマリアを見てみた
ぼけーっとしながら部屋を見渡してる
なんだか寂しそうな顔
YG「なにかまちょ？」
マリア「そうかも」
YG「正直すぎん？笑」
マリア「ふふっ笑」
って、笑うけど
すぐにまた寂しそうな顔になる
何考えてんだろ…
YG「よかったな綺麗になって」
マリア「今更？」
YG「別にいいだろ」
マリア「…まぁね」
マリアが俺の肩に頭を預けてきた
俺は特に動かない
何がしたいのかわからない
でもたぶん、何かが欲しいんだろう…
YG「まだなんかお願い事でもあんの？」
マリア「…………………」
YG「なに」
俺の肩から頭を離した
お山座りをして、膝におでこをくっつけるその姿が
とんでもなく小さく、そして
YG「抱かれたいの、お前」
・
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よろづ - 唐辛子ってBTS以外に何が好きだったっけ?ペンタゴンもだよね?よく出てくるしキノ (2020年11月17日 22時) (
レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
lianmalkovichi(プロフ) - セブチきた笑 (2020年11月17日 6時) (レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ゆーみさん» こんなドストレートに「だかれたいの」って…ダメですよね……わからんもうかっこよすぎてわからん！！！！！！！！！！！！ (2020年11月15日 20時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - うーわ！なんですかこれ？！もーけしからん！もっとやれ！ですよ！！(?)すきです (2020年11月15日 18時) (レス) id: 764e348d9e (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - lianmalkovichiさん» エロかっこいい…そしてエロいところ全部ユンギsideなの初めてだ… (2020年11月15日 16時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年11月13日 6時
