第11話 真実味 ページ26
マリアside
YG「俺が行ってくっから、ちょっと待ってろ」
少し期間を開けてから
ボロアパートに戻ってきた私たち
マリア「別にいいよわたしも…」
YG「なぁ」
それだけを言って、だまーって意味ありげに
あきれた表情で私を見て来る
あの男は死んでいた
だからきっと気を遣ってくれてるんだとおもう
はいはい
『二度も言わせんな』って事ね…
マリア「じゃあ、よろしく」
YG「あぁ」
ユンギは腰に銃を差し込んで
シャツで隠してアパートに入っていく
少したってから、通話がかかってきた
YG『なぁちょっと来い。見せたいものがある』
なんていうから
私はあの、忌々しい部屋へと向かった
・
YG「おっ、来たか」
マリア「どうしたの？」
YG「いいか？覚悟してみろよ」
彼はそう言って、ドアを開いた
マリア「………なにこれ」
YG「俺が一番聞きてぇよ」
部屋には何もなかった
入居前のように、まっさら
でも、信じられないことに
YG「お前の荷物だけ、きれーに段ボールに詰められてる」
マリア「一体どういうこと…？」
YG「一応風呂場、洗面所、トイレにキッチンも見てみたけど〜
なーんにもねぇ。死体すら」
マリア「これって…もしかして私たち監視されてる？」
YG「なんで」
マリア「あの細菌兵器よ！！
あんたに送られてきたメッセージに書いてあった奴！！
私とジミンにユンギ…きっとなんかこう…すごい組織が動いてて…」
YG「馬鹿言ってんじゃねぇよ…って、言いてぇけど…
こんなにきれいにされちゃあなぁ」
マリア「一応ニュースとか見てたけど
このアパートで殺人があったとかは報道されてなかったし…」
YG「……行くぞ」
ユンギが段ボールを抱えて
足でドアを蹴っ飛ばして閉めた
マリア「うっそ最悪もおおおおお〜〜〜
だから変なことに巻き込まれてないかって心配してたのに」
YG「防ぎようがねぇだろ。メッセージが勝手に送られてきてんだから
逃げようにも逃げらんねぇよ」
車に乗り込んで、ユンギがエンジンをかけた
いつものようにタバコをくわえて車を出したと思ったら
私にニヤニヤ笑いかけてきた
マリア「なにぃ？…気持ち悪い」
YG「死体片づけてくれててよかったな笑
誰か知らんけど笑」
マリア「…………」
確かに
・
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よろづ - 唐辛子ってBTS以外に何が好きだったっけ?ペンタゴンもだよね?よく出てくるしキノ (2020年11月17日 22時) (
レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
lianmalkovichi(プロフ) - セブチきた笑 (2020年11月17日 6時) (レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ゆーみさん» こんなドストレートに「だかれたいの」って…ダメですよね……わからんもうかっこよすぎてわからん！！！！！！！！！！！！ (2020年11月15日 20時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - うーわ！なんですかこれ？！もーけしからん！もっとやれ！ですよ！！(?)すきです (2020年11月15日 18時) (レス) id: 764e348d9e (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - lianmalkovichiさん» エロかっこいい…そしてエロいところ全部ユンギsideなの初めてだ… (2020年11月15日 16時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年11月13日 6時
