第3話 くくく JK ページ9
ジョングクside
YG「ん、なぁ」
JK「なあに？」
俺は自分の部屋のドアを閉めて
ココアをテーブルの上に置いて振り返った
YG「あー俺よくわかってないんだけど…？」
ベッドに腰かけて口をへの字にしてる
JK「血を吸ったことも、吸われたこともないでしょう？
…まぁ死んでるときに俺がユンギくんの血を吸ったけど…」
YG「あぁ、どうやらそうみたいだな
お前のおかげで俺はヴァンパイアになれたわけだ」
JK「そう。でも俺達７人もいるからさ？…足りない時もあるんだ」
YG「……まさかヴァンパイア同士で？」
JK「そういうこと…。あ、でもジンさんの血は吸っちゃダメ。ものすごく怒るから」
YG「いや…俺はいいよ。なんとかなるだろ」
JK「……じゃあちょうだい？」
隣に座って、ぎゅって抱き着くと
ため息が聞こえてきた
YG「やめろって…」
JK「でもどうせヒョングの血をもらわないといけなくなるんだ。
『加減』を知るために両方経験しておいたほうがいいよ笑」
YG「ん〜…」
JK「寝転んでよユンギくん〜」
YG「…わかったよ」
ベッドに寝転んだユンギくんの横に
俺も寝転んだ
脚を絡ませて抱き着くと
JK「…もしかして緊張してる？」
YG「…別に」
彼の心臓に耳を当ててみる
どくどく、聞こえる
YG「てっきり心臓は止まってるもんだと思ったんだけど」
JK「ちゃんと動いてるよ。…人間とは逆回りだけどね」
YG「そうか…」
ユンギくんの首に触れると
察したのか横を向いて首を差し出してくる
うわぁ…
最高だぁ…
JK「俺いっつも血取られちゃうんだ。一番末っ子だから？美味しいんだって…」
YG「……っ…」
首に舌を這わせると、嫌そうに眼をぶつった
JK「はんっ…」
YG「う゛…痛い痛い痛い……」
柔らかい肌に歯を食い込ませる
牙で肌を傷つけて、そこから血を吸うんだ
…もう、引きはがそうとしないでよ
もがくな、邪魔くせぇ
JK「んっ…」
YG「い゛っ……」
ユンギくんの体がびくってして、硬直した
俺の口の中にだんだんと血が広がってくる…
でも、なんだかぬるい
傷口を舌でなめて、血を吸いだすけど
なんだか飲んでる気がしない…
ぬるい…
…と、なれば
YG「やめろって…」
JK「っ…はぁっ…」
馬のりになって、俺は口元をぬぐった
ユンギくんの首に傷跡から血が垂れてる
・
JK「んねぇ……どきどきしよ…？」
・
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songbird55(プロフ) - お山すわりに激萌！！！！！ (2020年10月25日 20時) (
レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ARMY レイさん» バリバリに更新していくぜ！！！！祭りじゃ祭りじゃ！！！！ (2020年10月24日 17時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
ARMY レイ - おぉ! 新作ですか! 唐辛子マンさん最近は新作祭りですね!! 楽しみが増えます!! マジ アイラヴユーです! (2020年10月18日 22時) (レス) id: 9028194480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年10月18日 19時
