・ JM ページ15
ジミンside
どうしよう
ヒョングとってもかわいい…
もう食べちゃっても、いいのかな？
どっちだろう…
ジンさんに聞きに行こう
YG「…うわ……重っ…」
JM「…………………」
廊下の向こうの方から
大量に積み重ねられた本を抱えたユンギくんが見えた
ふらふら〜ってしながら、よちよち歩いてる
多分前見えてないんだろうなぁ…
YG「…っと……」
JM「…………………」
僕は物陰に隠れて、彼が通り過ぎていくのを見送った
両腕に本を抱えてるもんだから、背中のところのYシャツがぱつんってしてる
細いなぁ…背中
…ちょっといたずらしちゃおう
JM「ユ〜ンギくんっ」
YG「…？」
JM「ちがうよぉ〜っ。こっちこっち！」
YG「ん…？」
JM「こっちだってば！」
YG「え…？」
JM「こっち〜っ笑」
ふふふふっ笑
おもしろいっ
僕を探してキョロキョロしてるっ笑
YG「おいちょっと…」
JM「…………よっ…と」
YG「うわっ…」
ほんの少しだけ足をひっかけて、後ろにふらつかせてみた
バサバサッ、て、本が床に散らばって
ユンギくんがしりもちをついた
JM「…テヒョン！？」
TH「いたたっ…なにするんだよぉ」
お尻をさすりながら、ユンギくんだったテヒョンが
僕を睨んでくる
JM「何してんの！？」
TH「……なんでもいいじゃん」
ふてくされたテヒョンが本を積み重ねて行っちゃおうとする
JM「だめ。なんでユンギくんに化けてたの」
僕はテヒョンの腕をつかんで引き留めた
ピシっと、テヒョンの動きが止まって
また本が床に落ちた
TH「………うるせぇなぁ…」
彼の目がきゅっと吊り上がって、僕をきつくにらんでくる
JM「……あぁ…？」
僕も負けじと、彼に詰め寄った
TH「うるせぇって。お前」
JM「なにか秘密でもあるんでしょ…(ニヤニヤ)」
TH「…そうだよ？(にやにや)」
顔を近づけると、彼の方が、もっと近づいてくる
僕はよろけて壁に背中をついた
唇を舐めたテヒョンが僕の顔の横に手をついて
見下げてくる
・
JM「おしえて…？」
もう少し…
も少しで唇が触れそう…
きっと、テヒョンは秘密を教える代わりに僕の血を求めてくる
イヤなんだ、テヒョンに食べられるのは
でも、知りたい…
・
TH「やーだ。教えてやんねぇよ」
JM「…………………」
行っちゃった…
JM「テヒョン、僕はお前を……監視してるからな」
・
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songbird55(プロフ) - お山すわりに激萌！！！！！ (2020年10月25日 20時) (
レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - ARMY レイさん» バリバリに更新していくぜ！！！！祭りじゃ祭りじゃ！！！！ (2020年10月24日 17時) (レス) id: 9075bac133 (このIDを非表示/違反報告)
ARMY レイ - おぉ! 新作ですか! 唐辛子マンさん最近は新作祭りですね!! 楽しみが増えます!! マジ アイラヴユーです! (2020年10月18日 22時) (レス) id: 9028194480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年10月18日 19時
