第2話 見ている ページ3
マリア「コンビニのバイトをバカにしちゃかんよ？超大変なんだから」
どうやらグクのお目当ては飲み物だったらしい
ドリンクコーナーの前に立って吟味してる
JK「そうなの？俺居酒屋でしかバイトしたことないからよくわかんないけど。…なんか楽そうじゃない？」
マリア「一生立ちっぱなしで、一生何か補充してないといけない……」
…ん？
JK「まぁ、バイオハザード起こった時には最高に身を守れるけどね〜(ドリンク吟味)」
マリア「…そう…ね……」
？？「…………」
……見ている
JK「え〜…？なにこれ見たことない。飲み物の種類ここのコンビニえぐいな〜…(ドリンク吟味)」
マリア「……………」
？？「…………」
私たちが立って眺めているドリンクコーナー
ガラスの扉に、口を半開きにして
アホみたいにドリンクを見上げてるグクが映り込んでる
その映り込んでるグクの肩の向こうのほ〜うに、ちっ…ちゃく見える……
JK「マリアはミルクティーだろー？(口半開き)」
マリア「……………(ガン見)」
？？「…………(ガン見)」
カウンターに立つ黒髪の店員さんが
ごっつり私たちの方を見ているのが、反射して見える
マリア「…？(振り返り)」
いない
いないだと！？
消えたぞおい…！
JK「な、俺がどれ選ぶかわかる？」
マリア「……どこ行ったん…(キョロキョロ)」
JK「…ねぇ」
マリア「……妖精かっ！？(身構える)」
JK「ねぇってばマリア」
マリア「ん？え？なに？(正面向く)」
JK「だから、俺が選ぶ飲み物、当ててみ、って(口半開き)」
マリア「……………(ガン見)」
？？・？？「…………(ガン見)」
増えとる！！！！
背が低い黒髪と背が高い黒髪が
狭いカウンターに並んでこっちを見ている！！！！
マリア「！？(振り返り)」
？？(低)「…っ！(突き飛ばし)」
？？(高)「お、おいっ！」
私に見ていることがばれるのが嫌なのか
タバコの棚に思いっきりガシャーン！ぶつかりながら
逃げていく低身長に置いて行かれた高身長
バラバラってタバコが何個か落ちた
マリア「…………なにあれ」
JK「やっぱり炭酸…いやぁでも…(口半開き)」
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葵月（めい） - 唐辛子マンさん» まじかwwwwコンビニ行ってくるわwwww (2020年8月11日 8時) (
レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - いたんさん» パク・ジミンが空気読みすぎてｗｗｗ深夜のコンビニ男女二人きり…なかなかない事案だけどめちゃクソに楽しいよ（イケメンに限る） (2020年8月11日 2時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - よろづさん» そうそう水色の。唐辛子のエアコン一人暮らし当初は真っ白だったけどヤニで黄色くなったからなんか昭和感がすごい。 (2020年8月11日 2時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
いたん - たまんない展開ですなこれはもう！私の生きがいです爆笑 (2020年8月10日 21時) (レス) id: ce87217211 (このIDを非表示/違反報告)
よろづ - ハイライトって水色のやつですか？ (2020年8月10日 13時) (レス) id: d1b51793af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン
| 作成日時：2020年8月6日 19時
