【鬼滅の刃】D組の不死川くん01【不死川実弥】

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なんとか寝ずに5限目を終えた。


でも、もう限界だ……


授業間の10分の休憩でなんとか目を覚まそうと体を伸ばす





「あれ？シャーペンいつもと違くない？」


不意に実果子から話し掛けられる


『うん、実果子から貰ったの無くしちゃったみたい……ごめんね』


しょんぼりしながらそう言うと、頭を撫でてくれる実果子


「何年も前のお土産じゃん
Aが大事にしてくれてたの知ってるからさ
だから、そんなに落ち込まないの！」


にぱっと笑う実果子。


『うん……』


それでも、私の気分は落ち込んだまま。



「大会終わったらさ！
練習漬けから解放されるし、いっぱい遊びに行こ？
そしたらお揃いで何か買おうよ」



『実果子……ありがとう
何買うか今から考えとく！』


私も実果子のようににぱっと笑う


「Aは笑ってる方が可愛いぞ〜」


私が笑うと実果子も嬉しそうに笑う。


実果子のお陰で眠気がどこかへ飛んでいった。



あと一時間頑張れば放課後だ



不死川君と放課後出かけるのは緊張するけれど、あと一時間で全ての授業が終わると思うと頑張れそうな気がした。





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