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肆-37 ページ37

「というか力では絶対時透よりも俺のが勝ってるから、むしろ超えてるっての!あんな細腕よりこっちの方が百倍魅力的だろ!」

お酒のせいか、顔をほんのり赤くした師範が浴衣の袖を捲り、力こぶを作って私たちに見せた

「確かに無一郎君は華奢に見えますけど…意外と筋肉質なんですよ?」

「何で知ってんだよ!!…あ?!もしかしてこの間の泊まった時か?!そういう事だな?!」

「はい、あの夜…私よりもずっと力が強くて、全然抵抗出来なかったんです。私より年下とはいえ、やっぱり無一郎君も男の子だし、柱だから当然なんでしょうけど…凄かったなぁ…」

Aちゃんって酔ったら饒舌になるんですねぇ!と言う須磨さんの声が遠くの方から聞こえたような感じがした

「聞き捨てならねぇな!普段は地味なのに、夜はド派手ってか?!」

師範が凄い勢いで、前のめりになって反論してくる

そして私も負けじと言い返す

「地味じゃないですってば!意外と無一郎君って表情豊かなんですよ!」

「さすがに嘘だろ!!俺は騙されねぇぞ!!俺の方が表情豊かだからな!!」

「何でそこで師範が出てくるんですか!!」

言い合いが白熱してきて、お互い言い切った後に肩で息をする師範と私

師範は無一郎君の事を認めたくないのかな?

何でそこまで張り合うんだろう…?

「ふんっ!無一郎君の良いところは私だけ知ってれば良いです!」

短くため息をついてそっぽを向けば、師範が狼狽えた

「な…な、何だよ…!」

「Aちゃん、可愛いですねぇぇ!!」

すると須磨さんに後ろから抱きしめられ、

須磨さんも可愛いです〜!と言うと、頭を優しく撫でられた

「天元様が拗ねちゃうから今度、女同士で改めてお話しましょ!その時にいっぱい聞かせてくださいね〜!」

「はい!私も皆さんとお話したいれす…!」

複雑な表情を浮かべている師範をよそに、女四人で盛り上がる

「Aは本当に霞柱様の事が好きなんだな!」

「?はい、好きですよ」

「うわぁーーっ!私たち応援してますからね〜!」

「ま、まだ俺は認めてねぇからな…!」

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みやび(プロフ) - ずっとずっと待ってるので大丈夫ですよ!🎀 (4月14日 22時) (レス) @page50 id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ(プロフ) - ゆっくりで大丈夫ですよ!更新されたら皆また読みに戻ってきますよ✨✨ (4月12日 1時) (レス) @page50 id: 4db17488dc (このIDを非表示/違反報告)
みやびりじゅ(プロフ) - みやびさん» なかなか更新できておらず申し訳ありません😢読んでくださってありがとうございます! (1月30日 23時) (レス) id: 00121ded6d (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 久々の投稿ありがとうございます🥰 (1月24日 0時) (レス) @page47 id: a01fa8ae4e (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - みやびりじゅさん» 仕方ありませんね💦来年の楽しみに取っておきますね!頑張ってください (11月8日 18時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みやびりじゅ | 作成日時:2023年7月9日 21時

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