肆-11 ページ11
東の空が白む頃、任務を終えてまっすぐ宇髄邸に帰る
朝食のいい香りがする屋敷の玄関を開けると、すぐに三人のお嫁さんが出迎えてくれた
「ただいま戻りました！｣
「おかえりなさい、Aちゃん｣
「お疲れ様！怪我は無い？｣
「おかえりなさ〜い！湯浴みとご飯、どっちからにしますか〜？｣
こういう小さな幸せを感じながら、私は家に上がる
「それなら、ご飯からでお願…｣
「カァァーーッ！！Aーーーッ！！｣
それはまさに青天の霹靂で…鴉が私の頭をめがけて紙切れをぶつけてきた
「うわっ！！｣
折られた紙の角がこめかみに軽く刺さって痛い
「吃驚した…！家の中まで入って来るなんて、もしかして急用？｣
「急用デハナイ！！驚カセテ悪カッタナ！！カッカッカッ！！｣
「そっか、じゃあもう少し声量を落としてくれると嬉しいな…ところで、これは？｣
私の頭に直撃したのは、一つの紙飛行機だった
鴉の
「届ケ物ダァーー！！Aへノ届ケ物ォーーッ！！｣
「えっ、これが？｣
そういえば見覚えのある折り方
普通の紙飛行機じゃない…少し工夫されてて、あの"死ぬほど飛ぶ"折り方と同じ
「嘘、でしょ…？｣
「嘘ジャナイ！！アノ
驚きと動揺で、手が少し震える
「どういうこと…？｣
飛行機の翼の所に何かが書かれていた
走り書きのような細い筆跡
でもきちんと整った綺麗な字で
"Aへ"
「わぁ〜！紙飛行機のお届け物って素敵じゃないですか？！｣
そして、折り曲げられた内側の方に、同じ筆跡で書かれた文字の一部が見えた
なんだろう、何かが書かれているみたい
急いで紙飛行機を広げると…
「っ…？！｣
「それ、誰からなの？A｣
「…わ、分からない…です…っ｣
「えぇー何それ？！気になりますよぉ〜！！｣
本当に分からない…夢でも見てるのかな
信じられないよ
だって、あの…
あの無一郎君が…っ
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みやび(プロフ) - ずっとずっと待ってるので大丈夫ですよ！🎀 (4月14日 22時) (
レス) @page50 id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ(プロフ) - ゆっくりで大丈夫ですよ！更新されたら皆また読みに戻ってきますよ✨✨ (4月12日 1時) (レス) @page50 id: 4db17488dc (このIDを非表示/違反報告)
みやびりじゅ(プロフ) - みやびさん» なかなか更新できておらず申し訳ありません😢読んでくださってありがとうございます！ (1月30日 23時) (レス) id: 00121ded6d (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 久々の投稿ありがとうございます🥰 (1月24日 0時) (レス) @page47 id: a01fa8ae4e (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - みやびりじゅさん» 仕方ありませんね💦来年の楽しみに取っておきますね！頑張ってください (11月8日 18時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやびりじゅ | 作成日時：2023年7月9日 21時
