182.評価について ページ42
次の日、朝のホームルームで校長先生から話があった。
「皆さん、おはようございます。
さて、そろそろ君達を評価する時期がやってきました。
4月にもお話しましたね」
「ああ、そういえばそのような話を聞いたような気がするのサ」
「僕達の普段の授業やイベントから評価されるってことかな?」
チュータローとサミーが呟いた。
「その通りです。
それ以外にも町の人達からの声も参考にしていますよ。
評価は毎回お城で行います、私からは学校生活の評価を伝えます。
ファッションは姫様、お店は大臣から評価されます」
「まあ、ファッションやお店も評価があるのね!」
「私、ファッションはあまり力を入れていないつもり…」
シルビアやホタルも言う。
「評価に応じて、帽子や杖などが与えられることもありますよ。
また、少々変わった称号もあるので少し紹介しておきましょう。
まずは『優秀な魔法使い』というものは魔法大会で優勝すると貰えます。
『花の魔法使い』は町にたくさん花を咲かせることが条件です。
こちらに詳しいことが書かれてあるので是非目指してみてください」
校長先生は1枚プリントを生徒達に配った。
「すげー!『魚魔法使い』ってあるんだな〜よし、図鑑を埋めるために釣りするぜ!」
「『どくろの魔法使い』…幽霊を100体倒すことが条件?
おら、この町にそんなに幽霊がいるなんて知らなかったんだ」
「私、『おしゃれな魔法使い』を目指してみるのっ!」
「それでは、これからお城に向かいましょう」
校長先生が言った。
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作者名:きょうちゃん | 作成日時:2019年9月10日 17時