172.課題について ページ32
その帰り、ミスミとひょうたは孤島で採った虫や魚を塔に持っていった。
図鑑達は喜んでくれた。
ミスミはひょうたと別れ、学生寮に戻った。
「おかえりミスミ、もうすぐで夕飯だから手を洗って来い」
「はい!」
ミスミは部屋に戻ると、今日の課題に取り組んだ。
おまじないの課題で、材料やポイントを答えるものだった。
テツからの声が掛かると、ミスミは夕食を取りに行った。
「ミスミ!最近例の組織について調べているんですって?」
「うん、でも今日はひょうたと遊びに行っていたんだ」
「ひょうた様とですか、そういえば学校の帰りもとても嬉しそうな表情でしたね」
「もしかして、デートに誘われたのかしら?」
「えっと…孤島に行ってきたんだ、とても素敵な場所だったよ!」
「孤島?まあ、私も行ってみたいわ!」
「うん、今度二人も一緒に行こうよ!
海がすごく綺麗なんだ」
「それはとても楽しみでございます!」
「そういえば、今日の課題ってもう終わってるの?」
「うん、さっき終わったばかりだよ。
ダリアとキキョウは?」
「私はまだよ、キキョウも終わったそうよ」
「本日はおまじないについてでした。
明日、確認のテストも行うとおっしゃってましたね…」
「ミスキーキー先生はわりと宿題多いわよね〜リカルド先生の方があるけれど」
「でもテストもあるし、復習しておかないとね!」
そして、それぞれ部屋に戻っていった。
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作者名:きょうちゃん | 作成日時:2019年9月10日 17時