160.集合 ページ20
気が付くと、側にクラスの女の子達がやってきていた。
「皆!」
「ミスミ、その人たちは?」
「ダリアのお父さんとお母さんだよ!」
「もしかしてダリアのクラスメイトの子達かな?
初めまして、ダリアの父のグロリオサだ」
「母のアリッサムです。
いつもダリアがお世話になっています」
「わあ…ダリアのお母さんすごく綺麗なんだ」
「本当、ダリアに似て華麗な雰囲気…」
「あら、ありがとう」
「おーい!ここに居たのかい?」
今度は男の子達がやってきた。
「えっと、前の席で良いんだよね?」
「うん、キキョウのおかげで二人の姿がよく見られるね!」
サミーとマシューが話していた。
「ああ、クラスの男の子達か。
皆演奏を聴きに来てくれているんだな…」
「そうね、貴方。
ダリアにも友達がたくさん出来て安心したわ」
「あ、人が集まってきたみたいだね。
ワタクシ達も座った方がいいのサ」
「えっと…ダリアとキキョウは7番目だよな?」
「うん、皆で応援しようっ!」
クラスの皆は席に座った。
ミスミはアリッサムの隣に座った。
まもなく音楽コンクールが始まる。
ミスミは二人がしっかり演奏できるように祈っていた。
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作者名:きょうちゃん | 作成日時:2019年9月10日 17時