124.夢について ページ32
不思議な夢から数時間後、ミスミは目覚ましで起きた。
支度をして、朝食を受け取り部屋に戻った。
ダリアとキキョウに声を掛け、学校に向かった。
「…ということだったのよね。
ミスミはどう思う…ミスミ？聞いていたの？」
「…えっ、どうしたのダリア？」
「もう、さっきからどうしたの？
ぼうっとしちゃって」
「ミスミ様？どうかしたのですか？
お体が優れないのでは…」
「ううん、ごめんね2人とも。
ちょっと考え事してて」
「一体どうしたの？」
「何だか、不思議な夢を見てね…
前にも似たような夢があって」
ミスミは詳しく話した。
「…なるほど、その男性が何やら研究をしていたと。
それが完成した夢だったのですね」
「でもどこの誰かもわからないってことね…」
「私の知ってる人ではないし、夢のあとに聞こえた声は関係があるのかもわからなくて…」
「うーん、きっと偶然よミスミ。
疲れているんじゃないかしら？」
「そうですね、深く気にする夢ではないのでは…？
そろそろ学校に着きます」
3人は教室に入って授業の準備をした。
「おはようミスミ！
なあ、1時間目ってファッションの授業だったよな？」
「おはようひょうた。
うん、合ってるよ！」
「昨日は店に来てくれてありがとうな。
また食べに来てくれっか」
「うん、もちろんだよ！
ひょうたの気持ちがこもってるようなアイスだった！」
「…おう//
また美味しいの作るからな！」
それからヴィッキー先生が来て、授業が始まった。
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作者名：きょうちゃん | 作成日時：2019年2月28日 1時
