ミスミと魔法の町3【とんがりボウシ】 (ページ29)

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学校の休み時間、ひょうたがチラシを配っていた。

「みんな！
俺の店、今日の放課後からオープンするんだ。
是非来てくれよな！」

「おおっ！ついにオープンするんだね」

「わぁ…美味しそうなアイスクリームなんだ」

「仕方ないから、行ってあげるのサ」

「ひょうた、ボクもお店に行くよ」

「ありがとうみんな！
美味しいアイスを楽しみにしていてくれ！」

ひょうたが笑顔で言った。

「ミスミ、キキョウ、私達も行きましょ！」

「そうですね、ひょうた様のお店…どんな感じなのでしょう？」

「うん、行こう！」

放課後、3人はショッピングモールに足を運んだ。

2階にひょうたのアイスクリーム店があった。

ショーウィンドウにはいくつかアイスが並べられている。

店内にはクラスメイトが来ていた。

「ミスミ、ダリア、キキョウ！
来てくれたんだな」

ひょうたが3人を出迎えた。

「ここのテーブル、空いてるから座ってくれ!」

「うん！」

3人はメニューを見てアイスを頼んだ。

数分後、美味しそうなアイスが運ばれてきた。

「お待たせしましたニャ！」

「わあ…！美味しそう」

「まあ、カラフルな盛り付けで素敵ね！」

「ひょうた様…さすがでございます」

3人はアイスを食べ始めた。

他のクラスメイト達にも評判がよく、ひょうたは嬉しそうだった。