《続》短編集胸キュンスカッと (ページ36)

今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:28,233 hit

振り向いて？目黒蓮ページ36

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「目黒せんぱーーーーーい」

目黒「出たーーーまたお前かよ」

「目黒先輩！今日もかっこいい好きです。」

目黒「はいはい。ありがとね！」

「そろそろ私と付き合いません？」

目黒「ません！残念でしたー」

「えーーーー」

私、神崎Aは見ての通り目黒先輩が好きで

こうやって毎日アタックしているのですが

見事に私の告白はスルーされちゃいます。

まぁ、もちろんこれをよく思ってない人が多くて……

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

裏庭

先輩1『あんた目黒くんに付きまとってるよね？』

先輩2「目黒くん優しいから言わないけど、

あんたのことうざいって言ってたよ」

先輩3「目黒くんに近づかないのなら何もしない。

けど。これ以上目黒くんに近づいたらどうなるか

わかってるよね？」

「わかりました」

とうとう先輩に攻撃されて、私はその日以来

目黒先輩に会いに行かず告白もせず

普通の高校生活を送っていた。

するとある日

『ｷｬｰ目黒先輩よ』

【なんの用事だろうね】

目黒「A！」

「……えっ？」

【うそ……なんで神崎さん！】

目黒「なんで俺のところ来なくなったの？」

「目黒先輩に迷惑かけると思って……」

目黒「今まで俺が迷惑って言っても来てたじゃん。

俺、結構待ってたんだけど？」

「……え？」

目黒「Aが俺んところ来なくなって最初はやっと

諦めたかって思ってたよ。

けど、気づいたらA待ってる自分がいたり

遠くにAがいたら目で追っちゃうくらい

Aのこと好きみたい

ねぇ、どう責任取ってくれるの？？」

目黒先輩のことは好きだけど

あの先輩たちの言葉が頭をよぎった

(目黒くんに近づいたらどうなるかわかってるよね？)

「私はもう先輩のこと好きじゃないです。」

目黒「じゃあ振ってよ！俺の目を見て」

「め、目黒先輩なんて好きじゃn

ﾁｭｯ

……えっ」

ｷｬｰ

目黒「そんな涙目で言われても説得力ないけど？」

「……目黒先輩の意地悪」

目黒「ぷはっ

俺が意地悪するのAぐらいしかいないんだけ

ど？

その反応は俺のこと好きでしょ？」

「……好きじゃないです」

目黒「素直になりなよ。

もう何も言ってくる人はいないんだから」

「えっ？」