《続》短編集胸キュンスカッと (ページ34)

今日:4 hit、昨日:16 hit、合計:28,247 hit

・ページ34

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

学校

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

『なんか騒がしいね』

女子「あの校門にいる人かっこよくない？？

だれかまってるのかな？？」

校門？イケメン？

恭平「A！！」

「どうしたん恭平？そんな慌てて」

恭平「校門にいるの丈くん」

「えっ……」

恭平「Aのこと待ってるんちゃう」

「でも私と丈くんは……」

恭平「丈くんさ、俺によく彼女の話してくれてたん

よ。まぁその時は丈くんの彼女がAって知らんか

ったけど……」

「丈くんが恭平に？」

恭平「うん。友達の妹と付き合ってるけど

付き合ってから接し方がわからんくなった。とか

好きやのに好きって言えへん。とか？

まぁ、あとは本人から聞き？」

「……え？？」

恭平に背中を押され

恭平「行っといで。後悔するなよ！」

「恭平、ありがとう！！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

校門

ｷｬｰｷｬｰ

女子『誰か待ってるんですか？』

丈「まぁ、そんなところです」

相変わらずかっこいいから声かけられるよなぁ…

「丈くん！！」

丈「……A

待ってた。話がある。」

「うん。分かった。」

丈「移動しよか」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

公園

丈「ごめん！！」

「それはなんのごめん？」

丈「付き合ってから冷たくなったし、

後、Aに別れようって言われた時何も言えん

かった。」

「あれは私が言いたいこと全部言っちゃって

丈くんに何か言われるのが怖くて逃げた。」

丈「俺、大吾に怒られてん」

「えっ？？」

丈「Aのこと悲しませるなって」

「お兄ちゃんが……」