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恋のマカロン 井上瑞稀 ページ25

バレンタイン。






それは男子が最もソワソワする日。






それと同じぐらい女子はドキドキする日。





高2の冬私には忘れられないバレンタインを迎えた。






___バレンタイン前日




サラ「Aおはよう〜」



「サラおはよ〜」



サラ「今年のバレンタインはどうすんの〜」




「えー。どうするって?」




サラ「とぼけないでよー

井上くんに渡すの?」




「瑞稀は……

モテるしいろんな子から貰うでしょ」



サラ「また意地張って!

後悔しても知らないよ?」



井上瑞稀。





同じクラスで頭も良くて優しいという理由で女子からモテる。

けど、私には優しいというかけらもない。

ドSで意地悪。

でもそんな瑞稀を私は好きになってしまったんだ。




サラ「A、お菓子作るの得意だし

何より実家がケーキ屋さんだもんね〜

憧れる〜〜」



「昔からお母さんに教えてもらってたからね!

やっと自分だけで作れるようになったんだ〜」



サラ「じゃあなおさら井上くんにあげないと!!」



「うーん。頑張る…」





?「A〜」



「なに?めいちゃん」



めい「明日バレンタインじゃん?

Aのお家ケーキ屋さんでしょ?

だから私のお菓子も作ってくれないかな〜って」



「いいよ!めいちゃんはなんのお菓子が好きなの?」



めい「もう!そうじゃなくて!

私、お菓子作るの苦手だから私の代わりに作ってほしいの!」



「え、でもそれじゃ意味ないよ?」



めい「大丈夫!私が作ったことにするから

あっ、瑞稀くんにはバレないようにしてね!


瑞稀くんに渡すんだから!!」



「えっ……」



めい「なに?もしかしてAも瑞稀くんに渡すの?」



「いや、別に」



めい「瑞稀くんってAだけには冷たいし、意地悪するよねー。

それってAのこと嫌いだからじゃない?」



「そ、そんなこと…」



めい「まぁ、どっちでもいいけどさ、明日よろしくね??

作ってこなかったらどうなるかわかってるよね?」



私はめいちゃんの分も作るしかない。



じゃないとなにされるかわからない。



それが怖かった。




しかし、このあとあんなことが起きるなんて…

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YELL - 高木雄也くんの胸キュンスカッとが見たいです! (2018年4月23日 21時) (レス) id: 2b74f9ca64 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン - 渋谷すばるくんの胸キュンスカッとがみたいです。 (2018年4月15日 12時) (レス) id: 511055e6a8 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraba(プロフ) - 有岡大貴の胸キュンもみたいです! (2018年1月9日 17時) (レス) id: 8da7cd11ac (このIDを非表示/違反報告)
つっちー - 大西流星君の胸キュンみたいです! (2017年11月25日 21時) (レス) id: af23f67cce (このIDを非表示/違反報告)
news love リリ`▽´ノリ(プロフ) - 勝利君の胸キュンスカッと楽しみにしています! (2017年10月28日 22時) (レス) id: 9a9437ff80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたあや | 作成日時:2017年7月24日 2時

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