《続》短編集 胸キュンスカッと

夏祭り 大橋和也 ページ2

これは高校2年生のときのお話です。



夏休み、部活で学校に来ていたら



大橋「Aちゃん！」



「うわっびっくりした…はっすんか

んでなに？」



大橋「土曜日の夏祭り一緒に行かへん？」



「えっ？」



大橋「その日部活ないしさ！

どう？」



「別にええけど他の人と行かんでええの？」



大橋「だって淳弥も大吾も彼女と行くから僕1人なんやもん〜

そしたら大吾がAちゃん誘ってみたら？って…」



「あーそっか…大吾のやつリア充になりやがったからな〜


よし、はっすん一緒に行こう！」




大吾関係で仲良くなったはっすん。


大吾がはっすんはっすん呼んでるからうちもいつの間にかはっすん呼び…


今年は幼なじみの大吾が彼女できたので夏祭り一緒に行く相手がおらんくて困ってたんよな…


はっすんがいてくれて良かった…


でもはっすん顔かわいいし、結構モテるんよね〜



ほら、今だって…



『大橋くん。はいタオル！』



大橋「ありがとう」



『ねぇ！大橋くん。

土曜日の夏祭り一緒に行かない？』




大橋「約束した人がいるからごめん。」



『そっか、ごめんね。気にしないで』




この光景をみるのは初めてじゃない。



今までだって何回かあった。




それを見る度心が痛くなる。





だって、、、





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はっすんが好きだから。

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