《続》短編集胸キュンスカッと (ページ27)

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・いつも冷たい彼が… 大西風雅ページ27

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『大西くんおはよう！』

風雅「……はよ」

拓哉「風！おはよう！」

風雅「朝から元気やな」

拓哉「風は元気ないな」

風雅「朝やからな」

拓哉「あ、神崎おはよう！」

「おはよう！西村は相変わらず元気やね」

拓哉「風と同じこと言ってる。

さすが幼なじみ！」

そう、大西風雅は私の幼なじみ。

でもあまり学校では話さないから誰も風雅と私が

幼なじみなんて知らないだろう。

知ってるのは風雅の親友西村拓哉と…

『きゃーーーー流星先輩よ。』

大西流星。風雅の兄で私の良き相談相手

流星「風雅！弁当忘れて行くなよ」

風雅「あーー忘れてた」

流星「まったく…

あ、ニシタクおはよう！」

拓哉「流星くんおはようございます。」

流星「いつも風雅と仲良くしてくれてありがとう！

こいつ冷たいからニシタクぐらいしか友達いんか

ら」

風雅「拓哉以外にも友達おるし」

流星「ニシタク以外ってだれ？

あーAぐらいやろ」

風雅「あいつは…別に」

流星「素直にならな取られるで」

風雅「うるさい。はよ教室戻って」

流星「はいはい。」

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先生「いよいよ来週は文化祭です。

みんな出し物の役割ちゃんとやれよ。」

『はーい』

あかり「ねぇ、文化祭誰誘う？」

奈々「流星先輩とかいいよねー」

美奈「わかる。でも私は大西くんの方かなー」

あかり「文化祭恒例の告白大会もあるしね！」

奈々「それ！誰がエントリーするんやろ？」

美奈「エントリーしようかな」

あかり「いいじゃん。応援するよ」

美奈「ありがとう」

きっとまた流星と風雅が圧倒的に多いんだろうな

毎年すごい告白の数だから。

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