Juri side ページ26
Aちゃんと付き合うことになったことを、Aちゃん大好きな兄・翔太くんには一番に言っておかないと、後でバレたらなにされるかわからない。
とはいえ、最初にどんな反応をされるのかもわからなくて、とりあえずドッキリ風にカジュアルに言うのが一番楽そう、と言い出したのは俺。
でもまさか、本人が帰ってこないっていうのは想定外だったわけで。
思いがけずAちゃんと二人っきりの空間に緊張はするものの、
俺以上に意識しすぎて動きが固くなってるAちゃんがかわいくて、いじめたくなる俺はたぶんSなんだと思う。
リビングにいくと、前に来た時よりもいろんなものが整頓されていて、キッチンからいい匂いが立ち込めている。
きっと朝から一生懸命準備してたんだろうなぁ、なんててきぱき動くAちゃんを想像したら、愛おしい気持ちが溢れてきた。
あんまり料理が得意じゃない、と言っていたAちゃんだったけど、作ってくれた料理は全部おいしくて。
味付けの好みが近いことも新しい発見だったし、
ごはんを食べる前にいただきます、食べ終わったらごちそうさまと手を合わせるところも、1つ1つの仕草がかわいらしい。
3年前のお泊まり会の時と同じように、二人で洗い物を済ませると、「ゲームでもする？」とAちゃんから提案。
「あぁ、うん、その前に、ちょっと渡したいものあるんだけど、いい？」
「うん？」
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紗々(プロフ) - スノ姫さん» ありがとうございます！コメントいただけて嬉しいです。続きも頑張って書きますので引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2021年9月23日 17時) (
レス) @page11 id: 836bb7a317 (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - いい話しですね。兄に憧れてジャニーズに入ったり、モデルの事務所に入ったりといいですよね。続き待ってます (2021年9月22日 1時) (レス) @page1 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗々 | 作成日時：2021年9月21日 20時
