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その時間は席を移動しただけで挨拶以外に会話を交わすことは無かった。
『 しょっぴー! 』
「 しょっぴー…? 」
耳にピアスホールがある男の子とその後ろには真面目そうな男の子。
渡辺『 うるさいな…樹 』
このチャラそうな男の子はジュリくんと言うらしい。
『 まあ、通常運転だな 』
真面目そうな男の子が口を開く。
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この場に居ずらくなったので、菜々花ちゃんと一緒にご飯を食べに行こうと席を立つ。
『 しょっぴー、隣可愛い子じゃん! 』
『 君、なんて名前? 』
「 あ、えっと… 」
こうなるならさっさと行けば良かった…。
渡辺『 樹困らせんな 』
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菜々花『 あ!田中くんと松村くん 』
『 よく知ってるじゃん 』
『 俺らそんなに有名? 』
「 名前だけ、知ってたけど… 」
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『 俺、田中樹 』
『 松村北斗…です 』
チャラ男が田中くん。
真面目な方が松村くん。
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「 西野Aって言います 」
「 で… 」
菜々花『 桜木菜々花です 』
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田中『 Aちゃんと菜々花ちゃんね 』
渡辺『 相変わらず女慣れしてんな 』
松村『 そう言うしょっぴーだって 』
渡辺『 俺はモテるだけだからな 』
と笑った渡辺くん。
こんな風に笑うんだ。
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「 渡辺くんが笑った… 」
深澤『 え、翔太笑わないと思ってたの? 』
菜々花『 深澤くん、いつの間に… 』
「 うーん、なんか冷たいのかなって 」
私も、と菜々花ちゃん。
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名前なんてないさ - ダブルデート楽しみです! (2020年11月24日 18時) (レス) id: 6febd5b71e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃ | 作成日時:2020年11月17日 21時