『電話』 ページ10
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約束をしたあの日から、シルクと喧嘩になる事も無くなった。
シ「最近俺らさー、仲良くね?」
「本当そうだねーww」
なんて言いながら、
シルクとテレビを見てのんびり過ごしていた。
シ「しゃ、筋トレだ!」
別室にあるトレーニング器具を使い、筋トレを始めるシルク。
これ以上どこを鍛えるの⋅⋅⋅ww
重そうなダンベルを持ち上げるシルクを見続けていると、シルクの携帯に電話が鳴った。
「シルクー、電話鳴ってる!」
シ「ちょ、A出て⋅⋅⋅今キツイ!」
え、いいのかな⋅⋅⋅
それにこの番号、登録してないみたいだし⋅⋅⋅
まぁいいや、出ちゃえっ!
『もしもし?』
『あ、あれっ?すいません、間違えました!』
プツッ。
そう言って電話は切られた。
⋅⋅⋅誰だろう、今の人。
女の人の声だったけど⋅⋅⋅。
シ「誰?なんてー?」
「あ⋅⋅⋅間違いだったみたい、すぐ切られちゃった」
誰?
コラボ予定のYouTuberさん?
⋅⋅⋅いや、女のYouTuberさんとのコラボ予定なんて無かったはず。
シ「あーーっ、疲れたっ!」
「すごい汗!シャワー浴びてきなよ〜」
シ「ん、そーする!」
シルクがお風呂場に行った隙に、思い切って
もう一度かけ直した。
なんかドキドキする⋅⋅⋅
違うよね、浮気とかじゃないよね!?
⋅⋅⋅
『もしもーし!』
やっぱり相手は女の人だあ⋅⋅⋅。
『あ、あの!もしかしてシルクの知り合い⋅⋅⋅ですか?』
『シルク?⋅⋅⋅あ、諒の事ですよね!?』
『⋅⋅⋅そうです、また後でかけ直すように言っときますね⋅⋅⋅。』
『お願いしま〜す。それじゃあ。』
⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅。
シルクの事を「諒」って呼ぶって事は、
YouTuber関連の人じゃない。
まさかシルク⋅⋅⋅
浮気⋅⋅⋅じゃないよね?
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桜酒 - あぁ・・・。最高かよ・・・。ただでさえ束縛好きな私にシルクて・・・シルクて・・・ (2018年8月9日 10時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅうクロード | 作成日時:2018年7月31日 3時