彼の嫉妬に困ってます。【シルク】 (ページ6)

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『ケンカの始まり』ページ6

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もっきゅんが来てから、いつの間にか皆が家に集まった。

ワイワイといつも通り動画を撮り終える。

ダ「⋅⋅⋅よし、スマブラだ！」

「今日こそ勝ってやるー！」

ダーマの横に座り、ゲームを始める。

「よし！いい感じっ」

ぺ「わぁ～、A上手になったねえ！」

「このまま⋅⋅⋅⋅⋅⋅ぁあっ！！」

ダ「ふ、まだまだ」

また負けたー⋅⋅⋅

少しくらい手加減してよー！！

「悔しいー！！もう一回！」

2回戦目を始めようとした時、コントローラーを
奪われた。

「⋅⋅⋅ちょっとシルクー！？」

シ「もうダメ。俺の横に座ってろ。」

もう⋅⋅⋅。

あーあ、ゲームしたかったのに。

マ「A、こっちおいでー」

ザ「すっごい懐かしいよ！」

ン「面白いよー！俺らの昔のボツ動画！」

「え！何それ、面白そっ」

シルクの横からスッと立ち上がり、

三人のところへ行った。

「⋅⋅⋅わぁ！これ、高2の時？」

ダホちゃんのノートパソコンを覗き込むと、

皆で川遊びをしていた時の動画が出てきた。

マ「そうそう、Aとシルクが付き合いたての頃」

ン「なんか初々しいね～」

ザ「俺の女だー！ってシルク、学校中に言いまわってたもんねww」

ふふ、懐かしいなぁ～。

卒業したら、皆バラバラになっちゃうのかなって
不安だったけど⋅⋅⋅

今こうして皆といれる事、本当に幸せ。

「んーもう、皆大好きっ！」

ザ「それも前からの口癖だねーww」

ン「Aらしくて、いいんじゃんっ」

マ「⋅⋅⋅まぁ、約一名怒ってるけど。」

⋅⋅⋅恐る恐る振り返ると、やっぱり。

すご～く怒った顔のシルク。

シ「A～⋅⋅⋅。」

「え、これもダメなの⋅⋅⋅？」

シ「当たり前だろ」

うーん、そうかなぁ。

私はそうは思わないけど。

だって本当に皆が大好きだもん、

それの何が悪いの。

「⋅⋅⋅なんなの、シルク」

シ「⋅⋅⋅は？」

あー、言っちゃった⋅⋅⋅。

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