『何もかも』 ページ4
シルクside
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相変わらずAは、寝たふりが下手。
何してたかも大体わかる。
「⋅⋅⋅やっぱりな。」
Aのラインを開くと、案の定モトキとのトーク画面。
⋅⋅⋅
自分でもわかってる。
Aを縛りすぎていること。
A「シルク、私の携帯⋅⋅⋅っ」
慌てた様子で、寝室から出てきたA。
ほらな、寝たふりだった。
「見たよ、全部。」
A「⋅⋅⋅⋅そう。」
「⋅⋅⋅約束してくれる？」
A「何を⋅⋅⋅？」
「俺以外の奴と外に出る時は、肩も脚も絶対出すな。」
A「⋅⋅⋅じゃあ、シルクといる時は？」
「⋅⋅⋅いいよ。
A、さっきの服着ておいで。」
ニコっと笑って、着替えに行くA。
この笑顔も、俺以外の奴に向けてほしくねえ。
*
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*
Aが行きたがってた服屋に入ると、想像通りだ。
その辺の男の視線はAに集まる。
A「ね、シルク！」
そんな事に全く気付いてないAは、無邪気に俺の手を引いた。
「何、どした？」
A「ペアルックしたい！」
⋅⋅⋅なんだよこいつ。
可愛いにもほどがある。
店員「ありがとうございました〜。」
満足気に店から出るA。
「もう、まじでA可愛い！！」
あ、やべ。声に出た⋅⋅⋅。
A「⋅⋅⋅⋅急に、どしたの⋅⋅⋅。」
⋅⋅⋅あ、顔赤くなった。
照れると唇を噛む仕草も、中学の時から変わらない
そう、Aは変わらないんだ。
何もかも、ね。
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桜酒 - あぁ・・・。最高かよ・・・。ただでさえ束縛好きな私にシルクて・・・シルクて・・・ (2018年8月9日 10時) (
レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅうクロード | 作成日時：2018年7月31日 3時
