『意地悪』 ページ11
シルクside
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風呂から上がると、明らかに挙動不審なA。
「どうかした?」
A「へ!?何も無いよ!」
⋅⋅⋅何かあったな、こいつ。
A「あっ、私もお風呂行ってくる!!」
そそくさと風呂場に向かうA。
⋅⋅⋅まだ昼過ぎなのに風呂かよ。
明らかに動揺してんじゃん。
ふと、さっきの着信履歴を見る。
⋅⋅⋅ん?間違いって言ってたよな?
なんでA、またかけ直してんだ?
つーか、誰だろコレ。
不審に思い、その番号にかけてみた。
『もしもーし!諒!?』
『その声⋅⋅⋅なんだ、お前かよww』
『何それ、いとこに向かって!!』
⋅⋅⋅あー、そういうことかww
『そういえばさっきの女の人、彼女ー?』
『あー、まだ会った事なかったっけ?』
『ないよー!今度会わせて!
⋅⋅⋅あ、番号変えたから登録しててねっ』
『おう、じゃあなー。』
電話を切り、番号を登録する。
⋅⋅⋅そういや、Aが嫉妬したりした事ってあんまりねーな。
これは⋅⋅⋅少しいい機会かも?
思わずニヤけてしまうのを我慢して、Aが風呂から上がるのを待った。
ごめんなA、ちょっと意地悪させて♪
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桜酒 - あぁ・・・。最高かよ・・・。ただでさえ束縛好きな私にシルクて・・・シルクて・・・ (2018年8月9日 10時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅうクロード | 作成日時:2018年7月31日 3時