ドライブ ページ5
照side
Aが阿部と2人で水族館に行ったとか言うから、俺はめちゃくちゃ焦っている。
毎日Aと一緒にいるのは俺で、多分一番距離が近い男も俺だと思う。
でも阿部は着実にAとの距離を縮めている感じだし、これはやっぱりというか、絶対阿部もAのこと好きじゃんって確信した。
ずるい、なんてやきもちを前面に出してドライブに誘ったらOKしてくれて、せっかくだからと舘さんのレストランでご飯を食べることにした。
そしたら舘さんがニコニコと、いや、俺にはニヤニヤにも見えたけど…まぁそんな笑顔で迎えてくれて、帰る前、Aがお手洗いに立ったタイミングで舘さんは応援しに来てくれた。
涼「照、俺は照の気持ち知ってるし、応援してる。でも阿部も大切な友達だから、阿部のことも応援してる。結局はAちゃん次第だと思うけど、頑張って。」
照「ありがと、舘さん。ってかやっぱ阿部もそうだよな…。」
涼「うん、気付いてたでしょ？」
照「まぁ…なんとなく…。」
舘さんの言葉で確実なものとなった阿部がライバルという事実。
頑張んなきゃな…と気を引き締めた。
舘さんの店を出て、再び車を走らせる。
助手席にAを乗せるのは初めてではないけど、大体は店の買い出しのためだから今日はちょっと特別感がある。
照「もうちょっとだけ、時間大丈夫？」
「うん。」
照「夜景綺麗なとこ見つけたんだよね。」
「夜景かぁ…なんかそういうのも最近見に行くとかなかったなぁ…。」
そう言って窓の外を眺めているAが綺麗で、つい見惚れてしまう。
とはいえ運転中だから信号が赤の間だけだけど。
しばらく車を走らせて、この前見つけたところに到着した。
「うわー、綺麗。工場夜景っていうんだっけ？あれ工場だよね？」
照「うん。あの辺りは工場だよ。海も見えるし、なんか良くない？」
「良い！人も少ないからゆっくりした気持ちで見れるね。」
そこでしばらく夜景を見ながらいろんなことを話した。
新作のパンはどんなのが良いかとか、仕事の話が多かったけど。
「あのさ…照…。」
急に真面目な表情で名前を呼ばれ、ドキッとする。
照「何？」
「照は、私のこと好きだって言ってくれるけど…正直、私はわかんないんだ…もちろん照のこと、友達とか仕事仲間っていう意味では好きだけど…。」
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ぴの(プロフ) - ありがとうございますm(__)m (2月15日 19時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» 楽しみにしていてください。なるべく早くに更新していく予定です。 (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - クライマックスかぁ〜。ちょっと寂しいですが、亮平くんの、男気を期待しています (2月15日 19時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» お休みだったんですね！貴重なお休みの時間を使ってもらえるの嬉しいです。ここからはクライマックスに向かって頑張りますね！！ (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、嬉しい♪ たまたま仕事休みで、いっきに読んでます♪ (2月15日 18時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊李 | 作成日時：2022年10月9日 1時
