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Aさえ良かったら早速これからどう?
と誘われ、特にこの後の予定もなく、明日の仕込みも順調に終わったから快諾した。
照「一回帰って車で迎えに行くわ。」
「ん、わかった。じゃあ家で待ってるね。」
そう言って一度家に帰る。
せっかく家に帰ってきたし、仕事着のままでドライブってなんだかちょっと…と思い、着替える。
そうこうしているうちに照から連絡が来て、再び家を出る。
照「お待たせ。」
車から降りてきて、助手席のドアを開けてくれる照にありがとうと言って乗り込む。
運転席に座る照も着替えていて、やっぱり着替えて正解だったなと思った。
照「着替えたんだ?」
「うん、照もじゃん。」
照「まぁ…そりゃあ好きな子とのデートだし、な。」
好きな子、なんて言うから照れてしまって何も言えない。
照「A、照れてる?」
「照れてない。」
照「ふふっ、かわいっ…。」
「ばか…。」
照「わ、ひど!」
酷いと言う割に嬉しそうに笑うから、私もつられて笑う。
照「せっかくだからご飯食べようよ。舘さんとこでも行く?」
「あ、いいね!今ならギリ間に合うかなぁ?」
時刻は19時30分。
宮舘くんのお店は21時までだから、ギリギリ間に合うかな?と言う時間。
20時過ぎにお店に到着して、お店に入ると、ちょうど宮舘くんがホールに出ていて、いらっしゃいといつもの笑顔で迎えてくれた。
いつ来てもおしゃれな店内。
この時間でもちらほらとお客さんがいる。
涼「今日は2人?」
「うん、照が誘ってくれて。」
涼「へぇ、そうなんだ。ゆっくりして行って。」
そして照の肩をトントン、と優しく2回叩いてキッチンに戻って行った。
「なーに食べよっかなー…。」
夜はコースかアラカルトか選べるから、今日はアラカルトにしようと言うことになり、お互いに食べたいものを少しずつ選んで注文した。
照「Aってほんと美味しそうに食べるよね。」
「え?そうかな?」
照「うん、可愛い。」
「っ…またそんなこと言う…。」
照「思ってることだから。」
「…。」
閉店時間までゆっくり楽しませてもらって、店を出る。
お会計は照がしてくれて、また払わせてもらえなかった。
また来てね、と微笑んでくれる宮舘くんに手を振って照の車に乗った。
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ぴの(プロフ) - ありがとうございますm(__)m (2月15日 19時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» 楽しみにしていてください。なるべく早くに更新していく予定です。 (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - クライマックスかぁ〜。ちょっと寂しいですが、亮平くんの、男気を期待しています (2月15日 19時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» お休みだったんですね!貴重なお休みの時間を使ってもらえるの嬉しいです。ここからはクライマックスに向かって頑張りますね!! (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、嬉しい♪ たまたま仕事休みで、いっきに読んでます♪ (2月15日 18時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2022年10月9日 1時