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亮平side
亮「ごめんねAちゃん、うちの生徒たち仕事の邪魔してない？」
「ううん、大丈夫だよ？若い子と話すのちょっと緊張しちゃったけど、たくさんお店に来てくれたのは嬉しいし、みんなパン買ってくれたから。」
そう言ったAちゃんの笑顔は嘘ではないと思った。
本当に優しい。
蓮「え、阿部ちゃんはAさんと知り合いなの？」
亮「先生、でしょ？知り合いというか、お友達だよ。」
ラ「そうなんだ！！」
あれ？そういえば…と店内を見回す。
一緒に入って来たはずの佐久間がいない。
キョロキョロしていると舘さんが来て、佐久間が人酔いしちゃったから店の奥で休んでると教えてくれた。
あぁ、佐久間はこういう勢いのある人混み苦手だもんなぁ…と思いながら大丈夫かなと少し心配になる。
いつの間にかパンを購入していたふっかが、そろそろ帰るわ、と言った。
辰「阿部ちゃんはAちゃんを送ってあげたら？生徒たちは俺に任せて。」
そう言うと、ふっかは生徒に声をかけ、引率者のように生徒たちを率いていく。
辰「ほらほら、そろそろみんな帰るよー！お店の迷惑になったら今後俺らの学校出禁になっちゃうかもだし！！な？ほらほらイケメンのお兄さんが気になるのはわかるけど、女子も帰るよ！！」
そんなふっかを手伝う形で俺も生徒たちに帰るよう促す。
亮「ほら、ラウールと目黒もそろそろ帰りな？」
蓮「えー、じゃあAさん連絡先を…」
亮「こらこら、困らせないの。ナンパはダメって深澤先生にも言われたでしょ？」
すごく残念そうな顔で2人も帰っていき、他の生徒たちも次々に帰り始める。
そうして一気に静かになった店内。
照「すげぇな、先生。」
「ね、あっという間にみんなちゃんと帰らせちゃうなんてね。」
亮「ね、ふっかって本当に生徒たちからも慕われててすごいんだよね。」
「亮平くんもすごいよ？さっきはありがとうね？なんて断ればいいかって困ってたから…。」
それに関しては俺の私情もあって阻止しただけなんだけどな…と少し苦笑いで返す。
涼「そろそろ落ち着いたし、俺はこれから向こうに戻るね。あとはよろしく。佐久間のことだけど…。」
照「あ、舘さん、佐久間のことは俺が送ってく。車だし。」
涼「じゃあお願いね。」
そう言って舘さんは店を出て行った。
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ぴの(プロフ) - ありがとうございますm(__)m (2月15日 19時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» 楽しみにしていてください。なるべく早くに更新していく予定です。 (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - クライマックスかぁ〜。ちょっと寂しいですが、亮平くんの、男気を期待しています (2月15日 19時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» お休みだったんですね！貴重なお休みの時間を使ってもらえるの嬉しいです。ここからはクライマックスに向かって頑張りますね！！ (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、嬉しい♪ たまたま仕事休みで、いっきに読んでます♪ (2月15日 18時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊李 | 作成日時：2022年10月9日 1時
