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亮平side
ハロウィン限定のパンプキンパイがあるとAちゃんに聞いたあの日、買いに行くねと言ったら微妙な反応をしてた理由がわかった。
店の奥に隠れようとして照に連れ戻されたAちゃんはとても恥ずかしそうに俯いている。
亮「Aちゃん、めっちゃ可愛いね。似合ってる。」
「ありがとう…。」
魔女っ子みたいな黒いワンピース、頭には黒猫の耳カチューシャ、ちゃんと尻尾もある。
亮「黒猫…？」
「…うん…。」
可愛すぎてびっくりした。
店入ってきて一番にAちゃんのこの姿が目に入ってきて、一瞬心臓止まったかと思った。
その後照のことを見て意識を正常に保つことが出来たけど…。
照「阿部、めっちゃAのこと見るじゃん。」
亮「え！？あ、いや、ちがっ…えっと…。」
照「耳ついてるのとか好きだもんな？」
照が俺にしか聞こえない音量で、揶揄うように言ってくる。
確かに女の子のパーカーに耳がついてるのとか可愛いと思ってるし、好きだけど、今言わなくて良いじゃん！！
亮「ぱ、パン選ぶ！」
Aちゃんから視線を外してトレーとトングを手にパンを選ぶ、その後入ってきた親子の接客をAちゃんがしてたから、レジには照。
照「俺、言ったよ。」
亮「へ！？」
俺が選んだパンプキンパイとカレーパンを袋に入れながら照が言ったその一言に、俺は何を？と純粋に思った。
照「Aに好きって言った。」
そう言って俺をまっすぐ見る照。
亮「…そう…なんだ…。」
照「返事はまだだし、これからも頑張るつもり。」
亮「そっか…。」
照「お前もだろ？Aのこと好きなの…。」
そう言って照はお客さんの子どもと楽しそうに話すAちゃんを見る。
亮「うん。」
俺もAちゃんをチラッと見て、照に視線を戻す。
亮「俺も、頑張るから。」
照「おう、選ぶのはAだから。恨みっこなしな。」
亮「うん、もちろん。」
照「じゃ、今日も仕事頑張れ。」
そう言って照はパンを入れた袋を渡してくれた。
亮「ありがと。」
俺が帰ろうとするタイミングで親子がレジに。
「亮平くん！いつも買いにきてくれてありがとね！！今日もお仕事頑張って！！」
亮「ありがと、Aちゃん。こんなに可愛い黒猫ちゃんに応援されたらめちゃくちゃ頑張れそうだよ。」
手を振って見送ってくれるAちゃんにそう言うと、顔を真っ赤にした。
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ぴの(プロフ) - ありがとうございますm(__)m (2月15日 19時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» 楽しみにしていてください。なるべく早くに更新していく予定です。 (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - クライマックスかぁ〜。ちょっと寂しいですが、亮平くんの、男気を期待しています (2月15日 19時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» お休みだったんですね！貴重なお休みの時間を使ってもらえるの嬉しいです。ここからはクライマックスに向かって頑張りますね！！ (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、嬉しい♪ たまたま仕事休みで、いっきに読んでます♪ (2月15日 18時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊李 | 作成日時：2022年10月9日 1時
