やきもち ページ3
亮平くんと水族館に行ったあの日から、私のベッドにはふわっふわのペンギンの赤ちゃんのぬいぐるみがいる。
疲れて帰ってきても可愛いペンギンちゃんが迎えてくれるから癒される。
名前とか付けちゃおうかな？
ペンちゃん？ギンちゃん？
でもなぁ…なんかありきたりすぎるよねぇ…
記念の物だし、なんか特別な名前が良いんだけどな…
と色々考えて…亮平くんからプレゼントしてもらったし…と名前を亮平くんに寄せて、りょんちゃんにしようと決めた。
でも気持ち悪いかな？
知られなければ大丈夫だよね？
りょんちゃん、気に入っちゃってスマホで写真を撮ってロック画面に設定した。
あとLINEのアイコンも。
すると次の日、照につっこまれる。
照「そういえばLINEのアイコン変えたよな？」
「うん。もうずっと変えてなかったし、久しぶりにね。」
照「あれってぬいぐるみ？本物じゃないよな？」
「ぬいぐるみだよ。ペンギンの赤ちゃんのね。本物みたいだよね？ふわふわなんだよー！」
照「可愛い。どこで買ったの？」
「この前亮平くんと水族館行った時にね、プレゼントしてくれたんだ。」
照「は？阿部と水族館？」
「ん？うん。この前ね。」
照「ずるい。」
「照も水族館好きなの？」
照「…そういうことじゃない。」
そう言ってなんだかちょっと拗ねた様子で仕事に戻る照。
何がずるいなのか…。
その後の仕事は普通にこなし、仕事が終わって今日の売れ残りをいつも通り分ける。
そして明日の仕込み。
照「ねぇ、何がずるいなのかわかった？」
「えー、わかんないよ。水族館に行ったこと？じゃないんだよね？」
照「ほんと、Aって鈍感だね。俺さ、Aのこと好きって言ったじゃん。」
「え…あ…うん…。」
照「Aと水族館行った阿部がずるいってこと。」
「そ…れは…わかんないよ…。」
照「俺ともデートしてよ。」
「え！？」
照「阿部とデートしたんでしょ？」
「で、デートって！そんなんじゃないよ！」
照「ふーん？でも俺ともデートして。」
「どこか行きたいとこあるの？」
照「んー、Aとならどこでも良いけど…。じゃあドライブとか…。」
「ドライブ？」
照「だめ？」
「良いよ。」
照「え？まじ？」
「え？だめって言うとこだった？」
照「違う違う！嬉しい！！やきもち焼いて良かった。」
そう言って笑う照に私も笑えてきちゃう。
照ってすごくストレートだ。
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ぴの(プロフ) - ありがとうございますm(__)m (2月15日 19時) (
レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» 楽しみにしていてください。なるべく早くに更新していく予定です。 (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - クライマックスかぁ〜。ちょっと寂しいですが、亮平くんの、男気を期待しています (2月15日 19時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ぴのさん» お休みだったんですね！貴重なお休みの時間を使ってもらえるの嬉しいです。ここからはクライマックスに向かって頑張りますね！！ (2月15日 19時) (レス) id: 4d0fa264eb (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ、嬉しい♪ たまたま仕事休みで、いっきに読んでます♪ (2月15日 18時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊李 | 作成日時：2022年10月9日 1時
