122 * 水 ページ1
それから何日間か
大倉くんのオフは続いて、
２人で会ったりすることも何回かあった。
でも、キスもしないどころか
手さえ繋がない。
頭も撫でてくれない。
手を伸ばしかけたことはあったけど、
やっぱり途中で下ろされてしまう。
｢どうしたらいいんだろ……。｣
｢ボーッとしてねーで集中しろよー。
お前のことだから水こぼしそうだし。｣
｢こぼさないもん！｣
とは言いつつも、春くんの言うとおりで
バイト中でさえもこんなことを
考えちゃうなんて、いけないよね。
よしっ、という意味をこめて
ぺちぺちと頬を両手で叩いて気合いを入れ直す。
｢すみませーん。｣
｢はーいっ！｣
背中の方から女の人の呼ぶ声がして
走って向かっていった瞬間、
ﾄﾞﾀｯ、ﾊﾞｼｬｯ
｢あ、｣
｢…………あ。｣
気づいた時には遅く、
目の前には水を思いっきりかぶって
びっしょびしょの女の人。
…春くんの予言的中。
｢すっ、すいませんっ!!!!!!
布巾！拭くもの今すぐ持ってきます！｣
｢あ…ありがとう。
大丈夫だから気にしないで？｣
｢でも…、すいませんっ。
私がボーッとしてたから…。｣
ずーっと俯いていた顔をあげると、
室内なのにサングラスをかけた人。
サングラス越しだから
よく見えないけど、
きっと美人なんだろうなってことは
スタイルとか見るだけで分かる。
私と同じ女の人なのに、
ほんの少し見とれてしまった。
って、そうじゃなくて。
｢あの…
お詫び、させてもらえませんか？｣
｢えっ？そんなの悪いよっ！
水かかっちゃったくらいだし、
全然気にしないで？｣
｢でも……｣
持ってきた布巾で
ポンポンと拭いているその服は
見るからに高そうで。
こんなにしちゃってすごく申し訳ない。
｢……じゃあ、｣
一瞬、女の人の顔が強張ったのを見て
私はぎゅっと目をつぶった。
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梨咲(プロフ) - はるさん» はるさん◆面接お疲れ様ー！いい結果が出ますように(*v.v)＊私の学年末はね…いいのと悪いのの落差が激しいかな(笑)順位表が返ってくるのが恐ろしいや(´・ω・`)8ESTのDVD楽しみ♪ (2013年3月12日 7時) (携帯から) (
レス) id: d81366b552 (このIDを非表示/違反報告)
梨咲(プロフ) - moeさん» moeさん◆ありがとうございます♪いやいや！コメントはくださるだけでも嬉しいですよ(*^-^*)これからも頑張ります！ (2013年3月8日 19時) (携帯から) (レス) id: d81366b552 (このIDを非表示/違反報告)
梨咲(プロフ) - はるさん» はるさん◆今日で学年末考査終わったよー♪はるさんは面接どうだったかな…？いい結果が出ますようにっ(>_<) (2013年3月8日 19時) (携帯から) (レス) id: d81366b552 (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - 梨咲さん» この作品めっちゃ好きです!! 応援してます♪ 頑張ってくださいねぇ(^^♪ こんなことしか言えなくてごめんなさい(>_<) (2013年3月7日 17時) (レス) id: f34a658683 (このIDを非表示/違反報告)
梨咲(プロフ) - はるさん» はるさん◆わー！１日目お疲れさまー！私もテスト１日目終わったよ(*´｀*)面接かぁ…緊張すると思うけど頑張ってね！はるさんなら大丈夫♪応援してるね！ (2013年3月6日 0時) (携帯から) (レス) id: d81366b552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨咲 | 作成日時：2013年2月10日 15時
