俺の隣のすとーかーちゃん番外編２ (ページ26)

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「え？」

「え？」

俺と翔ちゃんの時が止まる。
どうして翔ちゃんがここに。
まだ帰ってくる時間じゃない。
素早く時計を見て思った。
それに潤くんもそれをわかってるから、まだここにいたんだろう。
翔ちゃんは潤くんを認識して、すっごく嫌そうな顔をした。

「ちっ」

今、潤くん舌打ちした？
俺初めて聞いたよ。
潤くんが舌打ちしたの。

「松本、どうしておまえがここにいる」

声、低っ！
それだけで翔ちゃんが、怒ってるのがわかる。

「友人の家にお邪魔したっていいでしょう？」

潤くんの顔が近づいて、手のひらにキスした。

「あっ、松本！おまえ」

「もう大丈夫ですよ」

トンと俺の肩を叩く潤くん。

「雅紀から離れろ！松本！」

「翔ちゃん・・・」

俺がため息をついた時だった。

「もう、翔くん。男の嫉妬は醜いよ？」

「そうですよ。堂々としてればいいんですよ、翔さん」

翔ちゃんの後ろに、大野さんと二宮さんがいた。

「大野さん、二宮さん」

「こんにちは、相葉くん」

「すいません、お邪魔しちゃって。ほら、翔さん」

二宮さんが翔ちゃんを小突く。

「あ、ああ。景品で魚丸ごと貰ったからここで捌いて、こいつらと分けようと思って」

「魚？ここで捌くの？」

俺、やったことない。

「大丈夫だよ。俺がやるから」

大野さんがニコニコしながら言った。