俺の隣のすとーかーちゃん番外編２ (ページ22)

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久しぶりに翔ちゃんのいない日曜日。
翔ちゃんは会社の人たちとの親睦会だとかで出かけてる。
俺は翔ちゃんのいない間に、掃除に洗濯。
改めて見ると、俺の部屋、翔ちゃんのものが多くなった気がする。
食器を片付けたら、翔ちゃんのコップ。
リビングには翔ちゃんが置いていった雑誌。
服を整理しようとしてクローゼットを開けたら、翔ちゃんの服。
風呂の掃除をしたら、翔ちゃんのシャンプー。
洗面所には、翔ちゃんの歯ブラシからひげ剃りまである。

あれ？
翔ちゃんの部屋に、こんなにいっぱい俺のもの、あるかな？

考えて翔ちゃんの部屋を想像したけど。

俺のもの、あんまり・・・ない。

自分の性格もあるかもしれないけど。
俺は翔ちゃんの所には、ものを置かないようにしてる。
万が一、翔ちゃんの部屋に誰か来て、俺の事がわかったら。
俺たちのことが知られてしまったら。
翔ちゃんの迷惑になっちゃうし。

ん？
翔ちゃんのことだから、上手く言い包めそうな気がする。
じゃあ、俺は？
俺は言い包められる？
そんな事を考えていると、ピンポーンとチャイムが鳴る。
出てみると潤くんだった。