俺の隣のすとーかーちゃん番外編 (ページ16)

今日:52 hit、昨日:1 hit、合計:56,600 hit

２－４ページ16

「あ・・・」

俺、何やってるんだろう。

「潤くん、ごめん」

潤くんは俺の濡れた髪に触れて。

「俺こそ、すいません。髪まで濡らしちゃって。今、タオル持ってきます」

動こうとした潤くんは、俺を見て。

「シャツまで、いってますね」

濡れているそこを触った。
俺のカラダが少し震える。
潤くんの指が、俺の敏感なところを軽く触った、から。

「替えのシャツも持ってきます。今日、泊まって行きますよね？」

その声は強制的で、俺を帰す気がないようだった。

「うん」

俺は頷いて、潤くんが持ってきたタオルで髪を拭き、潤くんのシャツに着替えた。
その間に潤くんは台所でお湯を沸かして。
ソファーに座ってる俺の前に置かれたのは、ココア。
潤くんは俺の隣に座った。

「どうぞ」

俺はそれを一口飲んだ。

「で、どうしたんですか？珍しくそんなに酔って」

俺はしばらく黙って。
ココアをもう一口飲んで、話しだした。