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『実写化映画ですか.....』
いつものようにレッスン場で明日の公演の打ち合わせをしていたとき、マネージャーを通して
制作デスクからお呼び出し。
「そう、キャスティングに困ってたらしいんだよ...監督が。
それで、この前商談をする機会があって試しにうちに所属してるタレントのプロフィール送ったら、黄瀬に会わせてほしいって」
どうやら居合わせた人が映画監督だったらしく、
その名前から代表作は連想ゲームかのように挙がるぐらいメディアから支持の厚い人。
『ぜひ！お会いしたいです！』
「流石黄瀬だな。話が早い、ちなみにこれだから見といて」
差し出されたA4のプリント。
"胸が鳴るのは君のせい"というタイトルに、
私は頭を白くさせた。
『え...大好きな漫画.....嘘でしょ....』
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作者名：北京ダック | 作成日時：2018年10月23日 20時
