こんな朝は… ページ47
A「う、うーん…」
気がつくとうっすら外は明るくなっていた。
腰が…やばいかも…
散々、お互いを求めた結果が腰にきている。
体制を変えたくて寝返りをうちたいのに後ろからしっかり抱きしめられていて動けない。
ゴソゴソ
G「ヌナ…どこ行くつもり？」
A「いや、ただ寝返りうとうと」
ぐいっと体を動かされギョンスの胸の中におさめられた。
G「これでいい？」
A「うん…たぶん？ギョンス…」
G「なに？」
A「腰がさぁ〜やばいかも」
G「……ごめん。」
A「ギョンス、耳が赤い。」
悪いと思いつつ夜の事を思いだしたであろう
彼は耳を真っ赤に染めた。
A「可愛い…」
G「可愛くなんかないから。」
A「ギョンス」
G「なに？まだどっか痛い？」
A「帰ったら…チャンミンとちゃんと話しようと思う。」
ゆっくり目を開け私を見つめるギョンス。
G「うん。わかった」
A「てっきりついてくるって言うかななんて思ったけど」
G「まぁそう言いたい気持ちはあるけど…今回はついていかないよ。ヌナのけじめなんでしょ？」
A「うん。そうだよ、ギョンスが大事だからちゃんと過去にして私もチャンミンも前に進まないと…ね。」
私を静かに抱きしめるギョンス。
“僕らは大丈夫だよ”
そう呟く。
恋愛なんて一方通行の繰り返しだと思う。
片思いは見るからに一方通行だし、
両思いだってからならずお互いの気持ちがすれ違う時がやってくる。
それぞれが違う方向へ向かって自分たちの姿を見失って気づけば“別れ”に気持ちが傾く。
そのとき立ち止まってお互いの姿を探せるか
自分の今の気持ちにどう向き合うか
別れたから、わかれなかったから
そんなことは正解でも不正解でもないのだから…
A「ギョンス、愛してる」
G「知ってる」
心を通わした
こんな朝に
私たちは、願いをこめて愛を囁くんだ。
続く
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ポチコ(プロフ) - お返事いただいてありがとうございます(^-^)トンはチャミペンでEXOではチャニョル、ギョンちゃん、セフンが好きです。お話もワクワクしながら読ませていただいています(^^)d (2017年2月22日 3時) (
レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - ポチコ様 いつもありがとうございます！トンもEXOもそれぞれいいですよね(^^)これからも作品をよろしくお願いします☆ (2017年2月19日 21時) (レス) id: 6f7077a421 (このIDを非表示/違反報告)
ポチコ(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいています(^-^)私もトンペンでEXOペンです。 (2017年2月18日 3時) (レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2016年12月16日 20時
