再会は突然に ギョンスside ページ41
会場の最終確認をするため各テーブルを
見ていく。
G「おーい！チャニョルーここキャンドルサービスの飾り花ないぞ。」
C「え？あぁ！さっき花が萎れてたから下げた
んだった！すぐ持ってくる」
G「早めにお願い…」
お祝い事の席に不手際は許されないからって
Aヌナは念入りに準備してた。
大好きなAヌナの頑張ってる姿をそばで何週間も見てきたから余計にチェックも細かく
丁寧になる。
G「あとは大丈夫そうだ。」
チェックシートにサインをしながらその場を
離れようと振り返った時だった。
“きゃっ！”
小さな悲鳴とドンと誰かにぶつかった感触。
しまった…
G「すみません！大丈夫ですか？」
頭を上げた時、懐かしい声がした。
“ギョンスオッパ？”
そこにはあの子が立っていた。
G「…ヨニ…」
YO「やっぱりオッパだ…久しぶり」
G「久しぶり…だね？」
C「ギョンスヤー！花持ってきたぞってあれ？」
YO「お久しぶりです…チャニョル先輩」
C「え？えぇ！もしかして…チ ヨニ？」
YO「はい。覚えててもらえて良かった。」
C「そりゃまぁ…ね？」
チ ヨニは僕らの高校の一つ下の後輩だった。
可愛くて愛想の良かった彼女は学校でも
注目の的。
僕も例外ではく可愛いと思ってたけど特に接点もなかったから話すことすらなかった。
“あの、先輩…好きです！”
だけど、ある日の下校中そういきなり告白された。学校１のイケメンのチャニョルじゃなく
なんで僕なんだと当時はびっくした。
YO「オッパはここで何をしてるの？」
G「仕事だよ」
C「会場の生花担当の店で働いてるんだ」
YO「…花？料理じゃなくて…？」
G「そう花屋」
YO「あんなに料理好きだったのに？」
ヨニとは高校２年から付き合い初めて料理学校の通信制教育に入ってしばらくして別れた。
お互い環境が変わり時間が合わなくなり喧嘩が絶えなくなっていった。
いつからか二人で居ることが苦痛になって…
“ごめん、別れよう僕ら”
“そうだね…”
案外あっさりした別れかただった。
C「あっギョンス…俺、そろそろ行くから。」
チャニョルは何か察した様子でその場を後にした。
YO「別れて１度も連絡くれなかったね」
G「別れたんだから連絡するのもおかしくない？」
YO「私は待ってたのに…」
僕らの間を爽やかな秋風が吹き抜けた。
この突然の再会が僕とヌナの仲を
とてつもなく揺らす出来事になるとは
この時は分からなかったんだ…
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ポチコ(プロフ) - お返事いただいてありがとうございます(^-^)トンはチャミペンでEXOではチャニョル、ギョンちゃん、セフンが好きです。お話もワクワクしながら読ませていただいています(^^)d (2017年2月22日 3時) (
レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - ポチコ様 いつもありがとうございます！トンもEXOもそれぞれいいですよね(^^)これからも作品をよろしくお願いします☆ (2017年2月19日 21時) (レス) id: 6f7077a421 (このIDを非表示/違反報告)
ポチコ(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいています(^-^)私もトンペンでEXOペンです。 (2017年2月18日 3時) (レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2016年12月16日 20時
