カフェexoplanet ギョンスside ページ21
“好きな人に触られたらたまんないよねぇ？”
シウミン店長の言葉があまりに図星
すぎて思わず赤くなってしまった。
でもそんなことよりも先輩の話の方が今は
重要だった。
“そいつ”は“元彼”で“チャンミン”と言う人
だった。butterflyの最初の顧問弁護士で
先輩より２つ年上の29歳。
約四年付き合った後、相手が急に海外転勤に
なり別れたらしい。
G「レイヒョンは知ってるとして、チャニヨルはbutterflyで働いて四年だって言ってたのに知らないんですか？」
A「最後の１年は数える程しか会ってなかったし、弁護士だからむやみやたらに付き合ってるの言わない方が言いかなとも思って…うちのお客さん有名人多いし。」
G「別れた時…辛かったでしょ？」
A「まぁそれなりにかな…」
“待たなくていい”
別れたいより辛いような気がする。
少し寂しそうに笑いうつむく先輩…
あまりに切ない笑顔に胸がしめつけられる
ようだった。
そのうちテーブルにポタポタと雫が落ち始め…
どんな時も笑顔の先輩からこぼれ出す涙。
必死に声をころす姿がよけい辛かった。
僕は席を立ち先輩の座る椅子の隣にいき
小さく震える体を抱きよせしばらく背中
をさすった。
A「…あのぉギョンスくん…もぅ大丈夫」
G「えっ！？あぁすみません…」
一番死角の奥の席だからって少し大胆な
ことをしてしまい耳が熱くなった。
G「大丈夫ですか？」
A「うん、ごめん…泣いたりして。
別れた時は全然涙なんか出なかったのにおかしいな」
G「先輩…僕がこんなこと言うのは変かもしれ
ないですけど…あの人とはもう会わない方が
いい。てか会ってほしくない…つらそうだから」
A「ギョンスくん…」
G「あぁ僕トイレ行ってきます」
会ってほしくない、つらそうなんて言い訳で
僕がたんに元彼に会って欲しくないだけ…。
トイレに行き手と顔を洗って気分を
変えようとした。
“お店で抱き締めるなんて大胆なヒョン”
G「わぁ！セフン？」
S「店長、ヒョンが女連れてきたって言って
たから///」
G「いや、なんでセフンが恥ずかしがるの！
しかも彼女じゃないって！」
店の従業員でジョンインのダンス仲間のセフンがニヤニヤしながら僕にまとわりつく。
S「あぁ？片思いってこと？ヒョン！
ファイティ〜ン」
G「セフン、お前も仕事しろ！」
S「ヒョン怖ーい…ごゆっくりお客様」
トイレを出て席にもどる
A「もう、こんな時間だね。そろそろ
帰ろうか」
時計は11時を指していた。
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ポチコ(プロフ) - お返事いただいてありがとうございます(^-^)トンはチャミペンでEXOではチャニョル、ギョンちゃん、セフンが好きです。お話もワクワクしながら読ませていただいています(^^)d (2017年2月22日 3時) (
レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - ポチコ様 いつもありがとうございます！トンもEXOもそれぞれいいですよね(^^)これからも作品をよろしくお願いします☆ (2017年2月19日 21時) (レス) id: 6f7077a421 (このIDを非表示/違反報告)
ポチコ(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいています(^-^)私もトンペンでEXOペンです。 (2017年2月18日 3時) (レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2016年12月16日 20時
