BOYS talk ギョンスside�� ページ13
“僕はレイって言うんだ。君は？”
G「ド ギョンスです。」
何故か自然と名のってしまった。
L「毎週金曜日に花を配達してる店butterfly
の店長をしてます。どうぞよろしく」
とても不思議な人との出会い。
すべてを見透かされてるようなそうでもないような…ほんと不思議な人だった。
それから毎週金曜日に顔を合わせるように
なった。
G「今晩わレイさん。」
L「やぁ。君は今日も浮かない顔してる。」
G「まぁ色々ありますから。あぁそうだ、母親の誕生日に花を贈りたいんですけど作ってもらえますか？」
L「あぁいいよ。いつがいい？」
G「できれば明日」
L「しまった、明日は注文がたて込んでるだ。愛弟子に作らせてもいいかな？しかも店まで来てくれたりする？配達も混みあっててさ」
G「ええ、無理にお願いしてるし。愛弟子
さんってどんな方なのか気になるし」
僕はレイさんからお店の住所が書かれた紙を
うけとった。
翌日、スマホで地図を確認しながら店に向かうが結構あちこち探してやっとbutterflyに
たどり着いた。
“いらっしゃいませ。”
そう出迎えてくれたのは綺麗な女性だった。
G「あの、店長さんから教えてもらって
来たものですが」
A「あぁ、伺っております。お母様のお誕生日の贈り物とのことですが、何かご希望は
ございますか？色とか花の種類とか。」
G「いえ、よく分からくて。」
A「じゃ、あなたを見たイメージで
作ってよろしいですか？」
G「あぁはい。」
“しばらくお待ちください”
と座り心地のよさそうなソファーに案内され
コーヒーまで出してくれた。
僕は雑誌を見ながらも黙々と作業する彼女を
時折目で追った。
なぜか愛弟子って男性だとばかり思ってた
からちょっとびっくりした。
彼女は束ねた髪を揺らし色とりどりの花の中
を動いて、まるで蝶が舞っているようだった。
しばらくして彼女が花束を片手にやってきた。
“お待せしました”
薄い紫を基調とした涼しげな花束だった。
“８月と言えばひまわりなんですけど、お客様の雰囲気からは何て言うか可愛らしさの中に静けさがあって。お母様もそうなのかなって、だからミルキーパープル基調のトルコキキョウ
とブルースターという花で作らせて
いただきました”
G「綺麗ですね、落ち着いていて涼しげです」
“ありがとうございます。”
花を受け取り、頭を下げお店を出た。
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ポチコ(プロフ) - お返事いただいてありがとうございます(^-^)トンはチャミペンでEXOではチャニョル、ギョンちゃん、セフンが好きです。お話もワクワクしながら読ませていただいています(^^)d (2017年2月22日 3時) (
レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - ポチコ様 いつもありがとうございます！トンもEXOもそれぞれいいですよね(^^)これからも作品をよろしくお願いします☆ (2017年2月19日 21時) (レス) id: 6f7077a421 (このIDを非表示/違反報告)
ポチコ(プロフ) - はじめまして。楽しく読ませていただいています(^-^)私もトンペンでEXOペンです。 (2017年2月18日 3時) (レス) id: 2901a57e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2016年12月16日 20時
