面倒な仕事 ページ14
「はぁ…なんで私が…」
「そう何回もため息つくんじゃねぇよ！俺だってこんなのめんどー」
「何か言ったか？ハウザー。」
ドレファスが厳しい目で2人を見た。ハウザーはびくっと肩を揺らし、私はそっぽを向いた。
先ほどの任務とやらに付き合わされてから数時間。街から少し離れた裏通りを歩いていた。人気がないわけではないが、ぽつりぽつりと人が見えるだけの、何となく殺風景な場所だった。
「それにしても、聖騎士長が直々に見回りとは、そんなに七つの大罪が目障りなのか？」
前をドレファス、ギルサンダー。後ろでハウザーと私という順番で歩いていた。
ドレファスはひとつため息をついた。
「…七つの大罪は、最も邪魔な存在であり、最強の敵でもある。早急に対処することが最善だからな。」
「…随分大変だな、聖騎士とは。」
フッと笑って、ドレファスは前を向いた。
そのころ、豚の帽子亭。
「おいだんちょ♪」
飲んだくれたジャンが、メリオダスに酒を頼みながら切り出した。
「なんだよ酔っぱらい。酒ならもうねぇぞ？」
「ちげぇよ♪」
メリオダスの肩に勢いよく手を回し、顔をぐっと近づけると、低い声でつぶやいた。
「さっきの女、なにモンだよ？」
「は？知らねぇよンなもん。」
メリオダスはジャンの顔を見ると、いつもの気の抜けた表情とは違った、何か見透かしたような目だった。
「あっちはだんちょのこと知ってたみてーだけど？」
「…昔、ちょっとした縁があってな」
「んあ？縁ッつーのは？」
うつむいて、メリオダスは小さな声でほそぼそと話し出した。
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妖怪(プロフ) - とても、面白かったです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 続き、楽しみにしてます！ (2015年2月23日 16時) (
レス) id: ff40bd667e (このIDを非表示/違反報告)
峰 - オリフラ外しましょうね (2015年2月22日 20時) (レス) id: 266f91e6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トムカ | 作成日時：2015年2月16日 20時
