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「となり、いいかしら？」
『わ、びっくりした』
食堂に連れてこられ、1人で待ちぼうけしていたとき
黒い髪の女性が隣に腰かけた
け、気配がなかったぞ、、、、、
「素敵な羽ね」
『........そんなに珍しいですか？これ。』
「あら、ご不満？」
食堂へ行く道中、アジさんから色々聞いたのだ
この世界には、魚人や人魚、半獣人(ミンク族)とか
その他もろもろ いるそうだが
まだまだそれは "普通" として受け入れられてる
訳ではないらしい
『私にとっては、羽が生えてることは普通で、
あなた達にとっては普通じゃなくて.....』
『でも、私からすれば羽が生えてない人は
普通じゃなくて、ゴム人間なんて以ての外で.....』
『..........あれ、何が言いたいんだ....？？』
言いたいことが多くて混乱してしまった私を
彼女はクスクスと笑った
恥ずかしい.......
こういう時に自分の語彙力の無さを恨む....
無人島になにか持っていくとすれば、
私は語彙力だ。語彙力があればなんでも出来る！！
.........ごめんなさい、やっぱりドラ〇もん持ってく
「普通とか、そうじゃないとか、あんまり
気にしなくてもいいんじゃないかしら？」
『え、』
耳に入った言葉に、思わず顔を上げる
「羽が生えてても 腕が伸びても 誰だって最後は
土に還って歴史の一部になる、だから＿＿＿」
唾を飲み込み、言葉の続きを待っていると
彼女は私の目を見て 静かに微笑んだ
「...........あら、何を言いたいのか忘れちゃった」
『えぇ......？』
困惑した私を置いたまま、彼女はまたクスクス笑う
わ、綺麗な人......
「ロビンよ。よろしく」
『ロビンさんですね、Aです。こちらこそ』
「おい！トリ！！」
差し出された手を握ろうとしたところで
耳を貫通するほどの大声に手を引っこめる
「メシだ！！！食え！」
やっぱり、こいつは好きになれない
〜〜〜〜〜〜〜
ねぇ、こいつさっき「食え」って言ったよね？
「肉は俺んだ！！！うんめェ〜！！」
『............』
ずっと私が食べようとしてるやつばっか
腕伸ばして横取りしてくるんだけど？？？？
くっそ、便利な腕の使い方しやがって.......！
「あッ！肉は俺のだって言ってるだr」
「食い過ぎじゃボケェ！！！」
突然、横から なっがい足が飛んできて
言うまでもなくボビーさんの頭は遥か彼方に
吹っ飛んだ(ちゃんとゴムで戻ってきた)
「あ〜びっくりした....」
『ﾓｳﾔﾀﾞｺﾉﾌﾈ』
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へけっ(プロフ) - ニャル子推しモブ子さん» ありがとうございます！！！れ！ (2021年9月17日 1時) (
レス) id: cab25b7876 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル子推しモブ子 - ブラックが、凄く紳士的でイイヒトダナーと思っていたら原作通りでとても心が温まりました。 (2021年9月16日 16時) (レス) id: c5e4fda7ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へけっ | 作成日時：2021年9月12日 21時
