恋の切り札 【剣短編】

進展していく2人【終】 ページ17

橘「お前なんだかおかしいぞ。…何かあったのか」

A「で、ですからなんでもないんです！お気になさらずに…ってひぇっ！？」

逃がさんとばかりに
Aの腕を強く引き壁に追い込んだ

橘「答えるまでお前を逃すつもりはない」

A「ええ…！？………」

橘「…さあ、早くするんだ」

…ええい、ここははっきりいっちゃえ！

A「…実は、その…考えてたことがあって…」

橘「？」

A「私たち付き合い始めてもう数ヶ月くらいたちましたよね？…それなのに今だに…その…手をつないだり…とか
…キ、…キスとかしたことないなって…。」

橘「…なるほど、そういうことか」

A「で、でも橘さんが嫌なら無理にとは言いません！！我慢します！」

橘「…いや、嫌じゃない。…むしろ…」

ゆっくり耳元に近づき「して良いのか？」と囁いた
その囁きに顔が再び真っ赤に染まった

A「は、はい…！////」

橘「…少し心配だったんだ。もし嫌がったりでもしたらと…」

A「嫌がったりなんかしません！だって私たち恋人でしょう！？…良いんですよ！遠慮なんかしないでください…」

ぎゅっとAは橘の服をにぎり
お互い見つめ合うと
距離が近づき
2人の唇が触れ合った


最初は軽くフレンチキスをされ
その次は大人な濃厚なキスに変わった


ゆっくりと唇を離し
少し息を荒げる2人

橘「……もっと、しても良いか？」

A「ダメです…！…キスはまた後で…。今はご飯とお風呂が先です…っ」

橘「わかった。…じゃあ、最後にもう一回だけ…」

A「もう、…しょうがないですね…」


と2人は再び顔を近づけ
唇を重ねた

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