君が欲しいだけなのに ページ41
「離して、やめて…。私はもう用無しなんじゃないの…！？前なんて殺そうとしたくせに！！」
「あれは君が生意気だったからだよ。
殺すつもりはなかった」
耳元でそう囁いて
ちゅ、とキスをした
「ーっ！」
必死にもがくが
強く握られた手は離れない
次第に体が
引き寄せられて抱きしめられていた
「大切にする、約束するから戻っておいで」
「やめて、やめてったら…！」
「…君を一番よく知るのは私だけだ。
君には私だけで良い」
「垓…お願い…やめて」
ぎゅ、と服を握り
目に涙を浮かべた
「…そんなに…飛電或人が良いのか？どうしたら君は私に振り向く…？」
「……」
「…飛電或人を消せば…君は私のものになってくれるかい」
「！！」
「そこまで私は君の事が大切なんだよ…」
「今更なに…私を良い用に利用したくせに…！
あんたなんか大嫌い！！」
手を振り払い
社長室を出て行った
「…時間がかかりそうだな」
垓はそう呟いて椅子に腰掛けた
…
社長室を飛び出しAは
路地裏で
一人うずくまっていた
或人…
ごめん、私何もしてあげられない…
力になってあげられないよ
涙を手で拭うと
そっと肩を掴まれてハンカチを差し出された
「……！…あ…」
「…やっと見つけた…A」
大事なものを失った彼は
にこりと笑ってAを優しく抱きしめた
「…あ、る…と…っ…」
「探したんだよ？大丈夫？」
Aは頷き
ぎゅ、と服を握った
「…大丈夫……或人は？」
「…大丈夫って言ったら嘘になるかな？」
悲しげに笑う或人に
きゅう、と胸が痛くなった
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灯 【更新停止】(プロフ) - ばいかるあざらしさん» お互い夢や目標のためにがんばりましょうね！ばいかるさんの夢応援しています！ (2020年3月15日 20時) (
レス) id: 0fbd70a100 (このIDを非表示/違反報告)
ばいかるあざらし - 灯 【更新停止】さん» 灯さん、本当に迷惑をおかけました。自分自身も深く反省しております…けれどしてしまった過去は変えられないので、今まで以上に頑張ります！これからも灯さんの作品を読む一読者として応援しています (2020年3月15日 18時) (レス) id: 0957714d3c (このIDを非表示/違反報告)
灯 【更新停止】(プロフ) - ばいかるあざらしさん» いつか夢が叶うと良いですね！勉強頑張ってください、応援しています！私も小説がんばります！(*^o^*) (2020年3月15日 18時) (レス) id: 0fbd70a100 (このIDを非表示/違反報告)
灯 【更新停止】(プロフ) - ばいかるあざらしさん» こんばんは…！そうだったんですね…コメント読ませていただきました…！たくさん悩んで結果打ち明けてくれてありがとうございます…！それとコメントは消去いたします…！忙しい中コメントをありがとうございます…！それと大きなテストお疲れ様でした！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 0fbd70a100 (このIDを非表示/違反報告)
灯 【更新停止】(プロフ) - azu3459さん» コメントありがとうございます！確かにソウゴとのイチャコラ少なかったので申し訳ないです…（泣)更新ができない時もありますが…ゆっくりやっていきたいと思いますので応援よろしくお願いします！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 0fbd70a100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯 【更新停止】 | 作成日時：2019年11月23日 15時
