僕のお嫁さんになりませんか？【虎太郎】 ページ12
「虎太君、遊びに来たよ！」
「いらっしゃい、Aさん。どうぞ入って！」
とある日の日曜日
Aは白井虎太郎の家に訪れていた
中にお邪魔すると
いるはずの居候の剣崎や栞の姿はなかった
A「あれ？今日剣崎君と広瀬さんいないんだ？」
虎太郎「うん、なんか2人とも橘さんとどこか行っちゃったんだよねぇ…。あ、今飲み物持ってくるから、何が良い？」
A「うーん…じゃあ虎太君の作ったホットミルク飲みたいな」
虎太郎「ホットミルクかあ。わかった！待ってて」
A「はーい！」
…
「はい、どーぞ！」
テーブルにできたてのホットミルクと
クッキーがそっと置かれた
「ありがとう虎太君！いただきます」
マグカップを持ち
ホットミルクを口に運ぶと
ほんのり甘い優しい味が口いっぱいに広がり「美味しい…！」とつぶやいた
Aの隣に座る
虎太郎は笑みを浮かべAを見つめていた
A「虎太君が作るホットミルク美味しいなぁ…私毎日飲みたい！」
虎太郎「毎日、か。僕のお嫁さんになれば毎日飲めるよ？」
その言葉を聞いたAは
「えっ」と声をあげ顔を真っ赤にした
虎太郎「なんて、冗談だよ！あはは…」
A「も、もう！虎太君ったら…。…でも良いかも…」
虎太郎「…え？」
A「虎太君のお嫁さん…。だってお嫁さんになったらこうしてずっと一緒にいられるでしょ？」
マグカップをテーブルに置き
ピタリと虎太郎にくっつく
虎太郎「…A…さん…」
A「……虎太君…」
虎太郎はそっとAを優しく包み込み抱きしめる
虎太郎「じゃあ…僕のお嫁さんになっちゃう…？」
A「！…うん。」
そう言い抱きしめ返す
虎太郎「…やばい、僕今すごく嬉しい…」
A「…私も…」
虎太郎「ね、ねえ…キスしても良い？」
A「良いよ…？」
虎太郎は「じゃあ…」と言い
2人は顔を近づける
唇が触れそうなくらい
近づいたその時だった
バンッ扉が開いた
剣崎「ただいまー！虎太郎…え…」
虎太郎「あ、け、剣崎君！？違うんだこれは…」
栞「あらお楽しみ中だった？邪魔してごめんなさい、今退散するからっ」
A「広瀬さん！？ま、待って…」
君の手作り料理【虎太郎】→←貴女が「好き」だと伝えられません【終】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麗 - いえいえ、大丈夫です。 物語風のを読んだときに、素敵だなぁと思いまして、、、、 欲が出てしまいました（笑） (2019年2月24日 14時) (
レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
灯 【更新停止】(プロフ) - 麗さん» 麗さん、お返事遅くなって申し訳ありません！長編ですか…考えてはみているのですがなかなか難しい面もありまして…。アドバイスありがとうございます！ (2019年2月22日 22時) (レス) id: 5f20433d90 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 私この短編集を読んでいてふと思ってしまったのですが私、厚かましいとは思いますが、作者様に短編ではなく長編でつくってもらいたいと思ってしまいました。 (2019年2月16日 13時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
灯 【更新停止】(プロフ) - 麗さん» 麗さん、あけましておめでとうございます！返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした！！そうなんですね！仮面ライダーハマっちゃいますよね！私もすごくハマってます！剣はストーリー登場人物が良いですよね…！私も剣大好きなので時間があったら語りましょう！！ (2019年1月26日 23時) (レス) id: 8394726e35 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - あけましておめでとうございます_(._.)_ 最近（去年のクリスマスぐらいから）再度仮面ライダーにハマりコチラに辿り着きました。剣が大好きで読んでいてとても楽しく、嬉しいです。 (2019年1月7日 17時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：灯 | 作成日時：2017年11月11日 18時
